バリ島ダイビング&シュノーケリング不安解消

「迷惑をかけそう」と不安だった女性が、最後には海を楽しめた一日

自分だけダイビングがうまくできず周りに迷惑をかけそうで不安になっている初心者女性

「ちゃんとできなかったら、周りに迷惑をかけるかもしれません……」

今回のお客様が、ダイビング前に話してくれた言葉です。

久しぶりのダイビング。
しかも海外での一人参加でした。

海を見たい気持ちはある。

でも、それ以上に気になっていたのは、

  • 耳抜きができなかったらどうしよう
  • 呼吸が落ち着かなかったらどうしよう
  • みんなについていけなかったらどうしよう
  • 自分のために待たせたら申し訳ない

という、周りへの心配でした。

この記事では、そんなお客様の気持ちが、一日の中でどのように変わっていったのかをご紹介します。

プライバシーに配慮し、個人を特定できる情報は掲載していません。

海への楽しみより「また焦ったらどうしよう」

自分だけうまく潜れず周りに迷惑をかけそうで不安になっている初心者女性ダイバー

このお客様には、以前参加したダイビングで、周りについていくことに必死になった経験がありました。

呼吸が落ち着いていなくても、周囲が先へ進んでいるのを見ると、

「早く行かなきゃ」

という気持ちになってしまったそうです。

本当は少し不安だったのに、聞かれると「大丈夫です」と答えてしまったこともありました。

今回も海を楽しみにしていましたが、その記憶が残っていたため、最初は楽しみより不安のほうが大きかったようです。

「また自分だけ遅れたらどうしよう」

「途中で止まったら、迷惑に思われないかな」

その心配が、海へ入る前からお客様の身体を緊張させていました。

不安を口にできたことで、少し表情が変わった

今回は、無理に大丈夫なふりをするのではなく、最初に不安を話してくださいました。

「久しぶりなので緊張しています」

「迷惑をかけるのが心配です」

その言葉を聞けたことで、スタッフも、お客様がどこに不安を感じているのかを理解したうえでご案内できます。

詳しい説明を一度に詰め込まず、器材や水中サインを確認しながら準備しました。

周りと同じ速さで準備することではなく、分からないことを残さず海へ入ることを優先しました。

不安を言葉にしやすい環境については、こちらの記事で詳しくお話ししています。

少人数ダイビングで大切な「質問しやすさ」と心理的安全性

水面では、すぐに潜らず呼吸から

海へ入った直後、お客様の肩にはまだ力が入っていました。

そこで、すぐに潜降するのではなく、まずは水面で呼吸を整えました。

レギュレーターから息を吸って、ゆっくり吐く。

もう一度、吸って、吐く。

スタッフがそばで確認しながら、同じ呼吸を繰り返します。

少し時間がたつと、固くなっていた表情が柔らかくなってきました。

この時点では、まだ海を楽しむ余裕はありません。

それでも、

「今すぐ潜らなくてもいい」
「呼吸が落ち着くまで待ってもらえる」

と分かったことで、周りへの心配が少しずつ小さくなっていったようでした。

準備や呼吸、耳抜き、潜降に時間がかかった場合の具体的な対応は、こちらで時系列に沿って説明しています。

準備・耳抜き・潜降に時間がかかった場合の対応

潜降中も「早く行かなきゃ」ではなくなった

呼吸が落ち着いてから、ゆっくり潜降を始めました。

耳の状態を確認しながら、少しずつ深度を下げていきます。

以前は、周りの人を待たせないようにすることばかり考えていたそうです。

今回は、急いでほかの人についていく必要はありません。

自分の呼吸と耳の状態を確認しながら潜降できたことで、少しずつ周囲を見る余裕が出てきました。

お客様は途中で、

「前は、早く行かなきゃって焦っていました」

と話してくれました。

待ってもらえると分かるだけで、「ちゃんとしなければ」という力が少しずつ抜けていったようです。

くらげ村の具体的な人数上限やチーム分けについては、こちらをご覧ください。

くらげ村の人数基準・チーム分け・マンツーマン対応

視線が「ほかの人」から「海」へ変わった

ダイビングの前半、お客様はスタッフの近くで、何度も呼吸や状態を確認していました。

しかし、時間がたつにつれて、その視線が少しずつ海へ向かい始めます。

目の前を魚が通ると、自分から指を差して教えてくれました。

スタッフがOKサインを出すと、今度はお客様からもOKサインが返ってきました。

最初は、

「遅れないようにしなければ」

「迷惑をかけてはいけない」

と周りのことばかり気にしていたお客様。

それが、水中では魚を探し、海の景色を見るようになりました。

「周りについていけるか」ではなく、目の前の海を楽しめるようになったことが、この日の大きな変化でした。

海から上がったときの言葉

ダイビングを終えて海から上がったあと、お客様は笑いながら話してくれました。

「最初は本当に不安だったけれど、来てよかったです」

そして、

「こんなに落ち着いて潜れたのは、初めてかもしれません」

とも話してくれました。

不安がすべてなくなったから潜れたわけではありません。

最初は緊張していましたし、水面では呼吸を整える時間も必要でした。

それでも、不安を隠さず、急がず、一つずつ確認できたことで、最後には海を楽しむ余裕が生まれました。

「迷惑をかけそう」と思っている方へ

今回のお客様のように、

  • 久しぶりなので自信がない
  • 周りより準備が遅いかもしれない
  • 耳抜きに時間がかかるかもしれない
  • 一人参加なので緊張する
  • 不安を言うと迷惑だと思われそう

と心配される方は少なくありません。

大切なのは、最初から何でも上手にできることではありません。

今どのようなことが不安なのかを、スタッフへ伝えることです。

Cカードをお持ちで、ブランクや器材操作に不安がある方には、リフレッシュダイビングという選択肢もあります。

ライセンスをお持ちでなく、初めて海の中を見てみたい方は、バリ島体験ダイビングをご覧ください。

くらげ村が大切にしている、急がず一人ひとりに合わせる考え方については、スローダイブについてでご紹介しています。

今回のお客様が体験した対応を、5つの場面に分けて知りたい方は、スローダイブと普通のツアーの違いをご覧ください。

ほかのお客様からいただいた感想は、ダイビング・シュノーケリングに参加されたお客様の声でもご覧いただけます。

よくあるご質問

自分だけ準備や潜降に時間がかかったら、ほかの人に迷惑をかけませんか?

分からないまま急いだり、不安を隠したりする必要はありません。少人数ツアーでは、一人ひとりの状態を確認しながら対応します。

実際の対応については、準備・耳抜き・潜降に時間がかかった場合の対応をご覧ください。

不安なことは予約時に伝えたほうがよいですか?

はい。ブランク、耳抜き、呼吸、泳力、過去に怖い思いをした経験などがあれば、ご予約時にお知らせください。

事前に状態を伺うことで、参加メニューやチーム編成、必要なサポートを検討しやすくなります。

一人参加でも大丈夫ですか?

はい、お一人で参加されるお客様もいらっしゃいます。

今回ご紹介したお客様も、久しぶりの海外ダイビングに一人で参加されました。グループの中で無理に周りへ合わせるのではなく、ご自身の状態をスタッフへ伝えることが大切です。

ブランクが長くてもファンダイビングに参加できますか?

ブランクの期間や現在のスキルによっては参加できますが、器材操作や水中スキルに不安がある方には、リフレッシュダイビングをおすすめする場合があります。

経験本数と最後に潜った時期を、ご予約時にお知らせください。

途中で怖くなったら、ダイビングをやめてもよいですか?

はい。不安や違和感があるときは、無理に続けずスタッフへ伝えてください。

水面で休む、浅い場所へ戻る、内容を変更する、中止するなど、そのときの状態や海況に応じて対応します。

マンツーマンで案内してもらえますか?

通常ツアーのマンツーマン対応は自動的に確約されるものではありません。スタッフの空き状況や参加内容の確認が必要ですので、ご予約前にご相談ください。

人数基準とマンツーマン対応については、くらげ村の人数基準・チーム分け・マンツーマン対応をご確認ください。

「私も迷惑をかけそうで心配」という方は、その気持ちを隠さずにお知らせください。

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