ダイビングで健康に!消費カロリーと心と体へのうれしいメリット
ダイビングやシュノーケリングが終わると、妙にお腹が空きませんか?
海から上がった後のご飯って、本当においしいですよね~。ビールに至っては、もう最高です!
実はこれ、気のせいではありません。
水中では、フィンキックをしたり、姿勢を保ったり、浮力を調整したりと、見た目以上に全身を使っています。
しかも、きれいなサンゴや魚を眺めながら、いつの間にか体を動かせる。ダイビングやシュノーケリングは、楽しいだけでなく、心と体を元気にするきっかけにもなる海のアクティビティです。

元ジムトレーナー・スイミングインストラクターのKANAの視点と、長年バリ島の海で初心者のお客様をご案内してきたくらげ村の経験を合わせて、わかりやすくご紹介します。
ダイビングは見た目以上にカロリーを消費する
2024年版の「身体活動のコンペンディウム」では、スクーバダイビングの運動強度は次のように示されています。

・軽いダイビング:5.3MET
・中程度のダイビング:5.8MET
・レクリエーショナルダイビング:6.8MET
・シュノーケリング:5.0MET
また、959回のレクリエーショナルダイブを調べた研究では、一般的なダイビングの運動強度は平均約5METと推定されています。
1METは、体重1kgあたり1時間に約1kcalを消費する運動量です。
「MET × 体重 × 時間」で計算すると、1時間のダイビングで消費するカロリーの目安は次のようになります。
・体重50kg:約250~340kcal
・体重60kg:約300~408kcal
・体重65kg:約325~442kcal
・体重70kg:約350~476kcal
体重50kgの方でも、60分ほど潜れば約250kcal以上。
ゆっくり泳いでいるように見えても、体はしっかりエネルギーを使っているのです。
シュノーケリングも5METなので、体重50kgの方が1時間楽しむと約250kcal、体重60kgなら約300kcalが目安になります。
※安静時の消費分を含む概算です。水温、流れ、泳ぎ方、潜水時間、体格などによって変わります。
参考:2024年版・身体活動のコンペンディウム
参考:レクリエーショナルダイビングの運動強度に関する研究
ゆっくり潜っていても、体はしっかり働いている
ダイビング中は、フィンキックで脚やお尻まわりの大きな筋肉を使います。
さらに、水中で横向きの姿勢を保ったり、体が傾かないようにバランスを取ったりするため、お腹や背中など体幹部分も自然に使われます。
陸上の運動のように、息を切らしながら激しく動く必要はありません。
水の抵抗を受けながらフィンを動かし、姿勢を保ち、ゆっくり移動する。その小さな動きの積み重ねが、見た目以上の運動量につながっています。
海へ入るまでの移動や器材の準備も含めると、ダイビングの日は意外とよく体を動かしているんですよ。
水圧と浮力がつくる、水中ならではの全身運動
水中では、全身が水に包まれ、水圧と浮力の両方を受けます。
浮力に体を支えてもらいながら、前後・左右・上下へ自由に動けるのは、陸上の運動にはないダイビングの大きな魅力です。
フワフワと浮いているだけのように見えても、水中で安定した姿勢を保つために、脚や腰、体幹部分は細かく働いています。
フィンキックも、力任せにバタバタするより、股関節から大きくゆっくり動かした方が効率的です。
くらげ村では初心者のお客様にも、「自転車をこぐように膝だけを動かすのではなく、脚全体をゆっくり使いましょう」とお伝えしています。
きれいな海を眺めながら、無理なく全身を動かせる。これもダイビングやシュノーケリングのうれしいところですね。
水中では自然と呼吸に意識が向く
ス~、ボコボコボコ。
ス~、ボコボコボコ。
水中では、自分の呼吸音がいつもよりはっきり聞こえます。
ダイビングの基本は、息を止めず、ゆっくりと呼吸を続けることです。
最初は呼吸に緊張していた初心者のお客様も、少しずつ水中呼吸のリズムに慣れてくると、肩の力が抜け、周りの魚やサンゴを見る余裕が出てきます。
呼吸に意識を向け、水中の景色を眺め、「今、この瞬間」に集中する時間は、日常から頭を切り替えるきっかけにもなります。
ダイビングは心のリフレッシュにもつながる
ダイビングには、体を動かすだけでなく、心へのうれしい働きも研究されています。
37名のダイビング参加者と30名の他スポーツ参加者を比較した研究では、1週間のレクリエーショナルダイビング後に、ダイビング参加者の自覚的なストレスが有意に低下し、気分や心の状態にも改善が見られました。
研究では、ゆっくりとした呼吸、水中の景色への集中、体の感覚に意識を向けることなど、ダイビングにはマインドフルネスと共通する要素があると説明されています。
参考:Recreational Diving Practice for Stress Management
くらげ村でも、海へ入る前は緊張していたお客様が、ダイビング後には本当にいい笑顔になっている場面を何度も見てきました。
水中で出会った魚の話をしたり、撮った写真を一緒に見たり、同じ景色を見た仲間と笑ったり。
海の中だけでなく、こうした時間も含めて心のリフレッシュになっているのだと思います。
楽しいから、体を動かすことを続けやすい
WHOは、定期的な身体活動には、心臓や血管、体脂肪、睡眠、心の健康などに幅広いメリットがあるとしています。
そして大切なのは、自分が楽しめる方法で体を動かすことです。
運動のためだけにジムへ通うのは続かなくても、
「またあの海へ潜りたい」
「次はもっと楽に泳ぎたい」
「もう少し体力をつけておきたい」
そう思えば、普段から歩いたり、階段を使ったり、ストレッチをしたりするきっかけになります。
海を楽しむために体を動かし、体が元気になると、もっと海を楽しめる。
そんな良い循環が生まれることこそ、ダイビングの大きな健康メリットではないでしょうか。
参考:WHO・身体活動と健康
体力に自信がない方も、ゆっくり楽しめます
ダイビングは、速く泳いだり、誰かについていくことを競うスポーツではありません。
大切なのは、海況と自分の体力に合わせて、無理なく楽しむことです。
くらげ村では、できるだけ穏やかなポイントを選び、少人数で、急がず、ゆっくりご案内する「スローダイブ」を大切にしています。
初めての方は、足の届く浅い場所から呼吸に慣れていきます。泳ぎが苦手な方や体力に自信がない方も、日本人インストラクターがそばでサポートします。
海を楽しみながら、体を動かし、気持ちもリフレッシュする。
ダイビングやシュノーケリングを通して、「楽しい」と「元気」の両方を持ち帰っていただけたら、私たちもうれしいです。
体力や健康状態について気になることがある方は、ご予約前に日本人スタッフへご相談ください。
よくある質問
1ダイブで何kcalくらい消費しますか?
60分潜った場合、体重50kgで約250~340kcal、体重60kgで約300~408kcalが目安です。水温や流れ、泳ぎ方によって変わります。
シュノーケリングも運動になりますか?
はい。シュノーケリングは約5METとされ、体重50kgの方が1時間楽しむと約250kcalが目安です。
ダイビングではどこの筋肉を使いますか?
フィンキックで脚やお尻まわりを使い、水中姿勢を保つためにお腹や背中などの体幹部分も使います。
泳げなくても楽しめますか?
はい。くらげ村では浅い場所から呼吸に慣れ、インストラクターが水中でもしっかり支えます。急がず、ご自分のペースで大丈夫です。
持病や服用中の薬があっても参加できますか?
健康状態や薬の種類によって医師の確認が必要な場合があります。まずは病名や服用中のお薬を事前にお知らせください。
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