世界のダイビングポイントで確認されてるのに不明種
シャコなんですが、何シャコか未だにわからず、和名も英名も不明のまま 通称名だけで呼ばれているシャコ
バルタンシャコ
バリ島だけではなく、日本の海、その他熱帯地域の海でも確認されています。
バリ島では、主にマクロポイントで稀に出会う事ができるレア生物です。
イギリスでも生息が確認されており、英語圏では“golden mantis shrimp”と呼ばれています。生息域はかなり広いようですね。
大きさはモンハナシャコと同じくらいで 体長15~20cmくらいですが、習性はモンハナシャコほど巣から出で動き回らず、オニシャコのように巣の中でジッとしている事が多いです。
モンハナシャコに関しましてはコチラをご覧下さい
バルタンシャコの作る巣穴はオニシャコ同様非常に面白く、細かい砂を粘液で固めて成形して巣の入り口が作られているんです。硬くはありませんが崩れて巣穴が埋まるような事はなく、砂を固めている粘液はかなり丈夫かつ弾性があるようです。
その巣穴から顔を出し、辺りをギョロギョロと見まわしています。獲物を探したり、警戒したりしているのだと思います。
他のシャコと同じように、カマキリの鎌のような手を持っていて、これで獲物を叩いて捕食します。
ギョロギョロとした目も、他のシャコと同じです。
そんな“バルタンシャコ”、ショート動画でご覧下さい!
黄色~オレンジ色の個体が多いですが、沖縄の方では紫色の個体も発見されたり、2009年の雨季の時期にピンク色の個体が確認されたという報告もあるそうです。
う~ん、どこまでが “バルタンシャコ” 何でしょうね(;^_^A
通称名の由来
通称名の “バルタンシャコ” の由来は、やはり、なんとなく似てるからでしょう
どこかの宇宙忍者怪獣に。
悪い事はしてませんので、ウ○トラマンのように退治しないで下さいねw
バルタンシャコを探しに行こう!
バルタンシャコは、モンハナシャコが生息するサンゴ礁~砂域ではなく、しっかりと巣穴が掘れる泥質のポイントでよく見かけます。
このオレンジ色のにくいヤツにご興味ございましたら、是非バリ島くらげ村までご連絡ください。
安全に楽しくのんびりと、ゴリゴリとバルタンシャコ探しのダイビングにご案内させて頂きます(#^^#)