ダイビング&シュノーケリング

ビギナーダイバーに中~上級ポイントをお勧めしない理由

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ビギナーダイバーが中~上級ポイントに潜るというのは

これは、バリ島くらげ村の持論です。
反論、苦情などは受け付けておりませんm(__)m

まず、

ビギナーダイバーが中~上級ポイントに潜るというのは、ちょっと登山をかじった人が剣岳に登るのと同じようなことだと考えて下さい。
そしてその山は冬山かもしれないのです。

ダイビング・シュノーケリングの事故を無くす為にも、これを踏まえて下記をお読み頂けましたら幸いです。

ビギナーダイバーに中~上級ポイントを勧めない理由

バリ島で人気の中~上級ポイントと言えば、やはりヌサペニダ・レンボンガンでしょう。
乾季前になると ヌサペニダへのリクエストが増えてきます。
憧れの大物マンタやマンボウが狙える世界有数のポイントは、やはり皆さん入りたくなりますよね。

しかし、ある程度スキルも経験もある方なら問題ないかと思いますが、当サービスではヌサペニダは「中~上級ポイント」としており、

  • 強い流れが発生しやすい(ダウンカレント含む)
  • 季節により低水温(20℃を下回る事もある)
  • ポイントにより深い(マンボウ狙いの場合)
  • 波、ウネリが出やすい
  • ボート移動、ボートで休憩

など、悪条件が揃いやすく、ビギナーさんには厳しい環境となりやすいポイントです。

ヌサペニダ・レンボンガンの海況は、行ってみないとわかりません。
ガイド、ボートキャプテンの判断で「危険」と判断した場合は、リクエストのポイントにご案内できない場合もございます。

中~上級ポイントの、特にヌサペニダのトップシーズンでは、水面をスピードボートが何十隻と行き交います。 ビギナーさんはまだスキルもおぼつかない方が多いので、潜降浮上もままならない方も多く、耳抜きが遅いなどで水面でモタついていると、その間に流されたりボートに轢かれる可能性もあり、とても危険です。 ダイビング中、もし急に「上がりたい」と言われても、どこでもいきなり浮上できるポイントではないのです。

流れに逆らって泳がないといけない時、フィンキックがままならないビギナーさんでは、思うように進まず 息が上がって「パニック」を起こすかもしれません。

皆さんに「寒いですよ」「船酔い対策して下さい」と事前にアナウンスしていても、ビギナーさんは何の対策も取ってこられない方が大半です。

ダイブマスターの資格を持っていたり、経験本数200本の方でも、中性浮力が取れない方や安全停止を知らない方、また、魚を追いかけてドンドン深場に行ってしまうというような危険な行動をとられる方もいらっしゃいます。

シュノーケリングに関しましても、マンタと遭遇できるマンタポイントは人気がありますが、ウネリが大きい日が多く、波に削られた断崖絶壁の横を泳ぐことになります。マンタに気を取られて崖に近づくと危ないですし、水温の低い日も多く、休憩もボートの上で、寒い上に船酔いでダウンされる方も少なくありません。


caution
バリ島,ダイビング,シュノーケリング,めっちゃ流れてるヌサペニダ

この画像、わかりますか?
ヌサペニダでダイビング中に流れが急に強くなり、流れ過ぎると危ないので、岩陰に隠れていた時に撮ったものです。
岩陰から出たエアが真横に流れてます。ヌサペニダはそのくらい流れの発生しやすいポイントなんです。

そういう事柄から、くらげ村では、中~上級ポイントへのダイビングのご案内は、1度遊びに来てくれたことのあり、中級以上のスキルと経験、常識をお持ちのリピーター様のみとさせて頂いております。
また、マンタポイントへのシュノーケリングは催行しておりません。

無理して入ってもいい事はない

ビギナーさんが無理して中~上級ポイントに入っても、いい事はありません。
もちろん海ですので、いい時も悪い時もあり、いい時に当たれば楽しく潜れるかもしれません。
しかし、中~上級ポイントはビギナーさんには厳しい悪海況なりやすいポイントです。
厳しい環境の中で潜る事になると

  • 船酔い
  • 寒い
  • しんどい
  • 怖い
  • 楽しくない

目の前でマンタがみれたのに、ご自身がいっぱいいっぱいで覚えてないという方もいらっしゃいました。

このような目に遭うと、ダイビングを嫌いになってしまうかもしれません。
大自然を前に、無理してもいい事はありません。

どうしたら中~上級ポイントを楽しめる?

中~上級ポイントを問題なく潜れる目安としては

  • ブランクがない、短い
  • 船酔いや寒さなどの対策が取れる
  • スムーズなミミヌキ
  • スムーズな潜降・浮上
  • フィンキックがちゃんと蹴れる
  • 普通に中性浮力が取れる

こんな感じでしょうか。

中~上級ポイントで、大物を見に行ったり、大きく広がるサンゴ礁の上をドリフトダイビングしたり洞窟に入ったりして楽しむ為には、スキルと経験を積むしかありません。

なんだか修行のように聞こえますが、そうではありません。
あなたに合うちゃんとしたダイビングショップのツアーで、ビギナーさんから楽しめるダイビングポイントで潜って楽しんでもらうだけです。

ダイビングは遊びながらドンドン上達します。知らない間にフィンキックが上手くなり、中性浮力が取れるようになります。
一度身に付いたスキルは感覚的に体が覚えるので、自転車に乗るバランス感覚のように、中々忘れないと言われています。

潜り続けるうちに、他のダイバーさんの話を聞いたり、自分で経験したりして、船酔いや寒さなどの対策も取る、などの知識も知らず知らずに身に付いてきます。

個人差はあるかと思いますが、中~上級ポイントに問題なく入れるようになるまで、経験本数30本前後から、かと思います。

ご自身のスキルレベルと自己責任の意識

「何かあっても助けてもらえる」と思っておられる方は、今一度よくお考え下さい

場合によってはガイドも自分の事で精一杯になるかもしれません。
これは、ゲスト様の為だけでなく、ガイド、ボートクルーの安全の為でもあります。
自己責任の意味も含めて、今一度、よくお考え下さい。

中~上級ポイントの中には、大なり小なり何かしらの事故が発生しているポイントもあります。
大物を見たい、いいポイントに入りたいというお気持ちは本当によくわかりますが、無理はせず、まずはご経験を積み、スキルアップして、ご自身に余裕をお持ちください。
ご自身のスキルや経験に正直に向き合ってから、リクエスト下さいね。

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