ダイビング基礎スキル「レギュレータリカバリー」
レギュレータリカバリーとは、もしダイビング中に口からレギュレータが外れてしまい、見失ってしまった時、安全にレギュレータを見つけて呼吸を再開する方法です。
レギュレータクリアとの合わせ技になりますが、呼吸できない時間が少し長いので、慣れないうちは、手順を頭に入れて、焦らず素早く確実にスキルを行いましょう。
レギュレータクリアの手順はコチラ
レギュレータリカバリーの手順
まずはコチラの動画でご説明致します。
如何でしょうか?
少し手順が多いですが
- 息を吸った時にレギュレータを口から外す
- 手からも放す
- 右肩を下げ、右手はまっすぐ前に伸ばす
- 太もも~お尻~タンクと触りながら右手を回す
- 手に引っかかってきたレギュレータを咥え直す
- レギュレータクリアで呼吸再開
こんな感じになります。
もう一度、静止画でスキルの手順を確認しながら復習してみましょう。
1.息を吸った時にレギュレータを外す
練習ですので、呼吸は 吸って~吐いて~、吸った時にレギュレータを外して下さい。
外したら、マウスピースは下向きに、呼吸も止めず 小さくプクプク吐き続けて下さい。
2.手からも放す
レギュレータを 手からもポイっと放します。
これでレギュレータを見失った想定が出来ました。
では、ここからレギュレータを探す手順に入ります。
3.右肩を下げ、右手はまっすぐ前に伸ばす
メインレギュレータは右側についているので、右肩をしっかり下げて、レギュレータホースを右側に垂らすようにします。
右手はまっすぐ前に伸ばします。
4.太もも~お尻~タンクと触りながら右手を回す
ここが重要です。
前に伸ばした右手を、まず太もも~
お尻~
タンクと触りながら グルっとしっかり回して下さい。
右側の中空を適当に探しただけではレギュレータホースが見つからない場合もあります。
5.手に引っかかってきたレギュレータを咥え直す
右肩を下げて、右手を太もも~お尻~タンクの順に触りながら しっかり回せば、右手にレギュレータホースが引っかかってきます。
そのレギュレータを咥え直して
6.レギュレータクリアで呼吸再開
レギュレータクリアして呼吸再開です。
レギュレータリカバリー まとめ
レギュレータリカバリー、万が一の時の為にも出来るようになっておきたいスキルです。
“右肩を下げる”、“太もも~お尻~タンクの順に触りながら右手をしっかり回す”をちゃんとやれば、まず間違いなく見つかります。
呼吸ができない時間が少し長いのですが、手順を確実に行えばすぐでレギュレータを見つけて呼吸を再開できます。
最初は浅いところで、落ち着いて、手順に忠実に練習してみて下さい(^^)/
バリ島くらげ村も、しっかりフォローばっちりサポートで、お手伝いさせて頂きます。