ダイビング&シュノーケリング水中スキル

「ディープダイビング」その魅力と危険性

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ディープダイビングとは?

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ダイバーの間で一般に言われるディープダイビングとは、レクリエーショナルダイビングの範疇で言うと、-18m~-40mの範囲となります。

40mと言われてもピンとこないかと思いますが、例えば ボーイング737は全長39.5mウルトラマンは身長40mサイコガンダムは全高40m(MS形態時)マンション13階前後位の高さとなります。

それ以上深く行くには、テクニカルダイビングの範疇となり、特別な講習の受講が必要となり、器材やエアもレクリエーショナルダイビングと異なるものを使う事になります。

ディープダイビングの魅力とは?

深く潜れば潜るほど、陽の光は届かなくなり、色もなくなってきます。

しかし、浅い水深とはまた違う、その水深まで来ないと見れない地形や海藻類があり、ライトで光を当てると 白黒っぽく見えていたモノが 鮮やかな赤や黄色だったり、様々な感動があります。

レックポイントでは、深くに沈んだ沈没船などは 波の影響を受けにくい分 崩れにくく、年月が経ってもその姿を保っているものも多くあり、ゆっくりと朽ちてゆくその姿に歴史を感じたり、独特のアドベンチャー感を味わってもらう事ができます。

その水深まで行かないと出逢えない生物もいます。
生物好き、撮影好きなダイバーは、一度は見てみたい珍しい生物も多々存在します。

ディープダイビングの危険性

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10mで1気圧づつ加算されていく水圧、水深40mでは5気圧、つまり陸上より5倍濃い空気を吸う事になります。

これにより、窒素酔いという 濃い窒素を吸う事で お酒に酔ったような感覚に襲われやすくなります。
どの水深で酔う酔わないは個人差やその日の体調などで違うようですが、頭がクラクラしたり 眠くなったり、私達の経験上、急にゲラゲラ笑いだしたダイバー、魚にレギュレータを渡そうとしたダイバーもいたくらい、集中力や判断力が鈍り、思考力が低下してしまいます。
深い水深で本当に酔っぱらったようになってしまう、とても危険な状態です。
(浅い水深に移動すれば症状は治まり、二日酔いもありません(;’∀’))

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また、窒素が体内に溶け込みやすくなるので、減圧症の可能性が高くなります。
ダイブコンピュータで水深や滞在可能時間をこまめに確認し、ダイブコンピュータの指示よりも より安全なラインで上がってくるようにしなければいけません。
浮上速度を守ったゆっくりの浮上、安全停止、もしくはDecoStopが出てしまったら 減圧停止もしっかりとしなければいけません。

空気が圧縮され 高密度となっているので、意識的にゆっくり深い呼吸をしないと、中には頭痛や目眩などの症状が出るダイバーもいます。

そして、一番怖いのは空気の減り方です。

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陸上で60分保つ空気量は、水深10mでは30分、水深20mでは20分、水深40mでは12分しか保ちません。つまり、水深40mでは 陸上で吸う5回分の呼吸を1回の呼吸で消費するという事です。
40mという水深ですので、当然の事ながら 水面まで浮上するのに時間が掛かります。

ダイビングの安全の基本中の基本は残圧を50bar残して上がる事です。
気づいたら50barをきってた、とか、安全に水面まで浮上するまでの空気が足りない、なんて事になったら大変です。

エンリッチドエア・ナイトロックスを使う人は、その酸素濃度の最大水深を守らないと、酸素中毒になる恐れもあります。
勘違いされてる方も多いのですが、エンリッチドエア・ナイトロックスは浅場を長く潜る為のモノで、ディープダイブ向きに作られた混合気体ではありません。

ウェットスーツなどのプラス浮力も無くなるので浮上しにくくなる、光も色も無くなってくるので視界が悪くなりやすいなど、深ければ深いほど様々な危険性が高くなります。

どう楽しめばいいのか

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ディープダイビングをするにあたり、まずご自分のダイブコンピュータをお持ちである事、そして 各潜水指導団体のディープダイブSPコースを受け、その認定証を持っている事が、一応は前提となります。

ディープダイビングをするなら、まずリスクを理解し、目的を持ち、ちゃんと計画を立てましょう
例えば、30mにあるトンネルをくぐる、35mにある大きなウミウチワを見に行く、40m辺りにいるスジクロユリハゼを見に行く、など。

そして、そのポイントの状況に応じて、最大40mまで、減圧停止は出さない、滞在時間は最大で3分 それを過ぎたらゆっくり浮上を開始する、残圧計はマメに確認 100barになったら浮上を開始する、というようなルールの下に、必ずちゃんとしたダイビングガイドと一緒に潜って下さい

無意味に深く行く、とか、○○mまで行った、というような記録作りはやめましょう。経験者であっても、自分に過信せず、ルールの下に、より安全にという気持ちを忘れずに潜って下さいね。

そうすれば、ディープダイビングは、ダイビングの新しい魅力を広げてくれますよ!(^^)!

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