バリ島ダイビング&シュノーケリングサービス jellyfish(バリ島くらげ村)でございます。
今回は、先日のダイビングで初めて出逢った種類のウミガメさんをご紹介させて下さい(#^^#)
ヒメウミガメ
先日のダイビングで、初めて出逢いました

ヒメウミガメ!
恥ずかしながら何ウミガメかわからず「随分とお歳を重ねられたタイマイさんかい?!」とか思ってたんですが、タイマイともアオウミガメとも特徴が違い、調べてみて初めて知りました(;^_^A

以前、instagramなどで拡散された“鼻にストローが刺さってしまったウミガメ”がこのヒメウミガメなのだそうです。
せっかくですので、撮ったお写真を載せておきます。




甲羅長約70cm、尻尾は短かったので 恐らくメスです。
甲羅はツンツルテン、コバンザメ付き。口が少し尖っているように見えました。全体的に白っぽく、目の周りはクマが出来たみたいに黒くてギョロ目の印象。
AIによるヒメウミガメの詳細
AI(Gemini)さんにヒメウミガメについての詳しい生態を調べてまとめてもらいました。是非ご覧下さいm(__)m
<以下、Geminiさん>
ヒメウミガメは、ウミガメ科の中でも小型の種で、そのユニークな生態や特徴から注目されています。ここでは、ヒメウミガメについて詳しくまとめます。
ヒメウミガメ (Olive Ridley Sea Turtle)
学名: Lepidochelys olivacea
英名: Olive Ridley Sea Turtle
別名: オリーブヒメウミガメ
特徴
- 小型のウミガメ: ウミガメの中では比較的小型で、甲長は50~70cm、体重は33~45kg程度です。メスの方がオスよりも大型になる傾向があります。
- 甲羅の形状と色: 甲羅は全体的に丸みを帯びており、灰黄褐色をしています。椎甲板(背甲の中心にある板)は5枚以上あることが多く、特に7枚以上ある個体が多いのが特徴です。また、肋甲板(椎甲板の両側にある板)は左右に6~9枚ずつあり、左右非対称な個体も多く見られます。
- 頭部: 小さな頭部と優しい顔つきが特徴です。
生態
- 生息地: インド洋、大西洋、太平洋の熱帯域に広く分布しています。浅い沿岸域から外洋まで様々な環境に適応します。特に、泥や砂底の海底を好みます。
- 食性: 動物食性で、主にカニ、エビ、ヤドカリなどの甲殻類、貝類などの軟体動物を食べます。時にはクラゲや魚類、海藻なども食べることがあります。厚い顎を使って獲物を粉砕して食べます。
- 繁殖:
- アリバダ (Arribada): ヒメウミガメの最も特徴的な繁殖行動は、日中に大群で産卵のために上陸する「アリバダ」と呼ばれる集団産卵です。これはメキシコ、ニカラグア、パナマ、インドなどで観察されます。最大の繁殖地であるインドのガヒルマータでは、過去に71万頭ものメスがアリバダを行った記録があります。
- 産卵数と回数: 1回の産卵で約105個の卵を産み、1シーズンに2~3回産卵します。卵は50~60日かけて孵化します。
- 性成熟: オスとメスは11~35年かけて性成熟に達すると考えられています。
- 産卵期: 産卵期は地域によって異なり、インドでは1~3月、スリナムでは5~8月、コスタリカ・メキシコでは6~12月に見られます。
- 移動: 繁殖地と採餌地の間の長距離移動を行うことが知られています。
保護状況
ヒメウミガメは、漁業による混獲、生息地の破壊、卵の採取などにより個体数が減少しており、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは「絶滅危惧II類(危急種)」に指定されています。アリバダを行う性質上、大規模な漁業活動による影響を受けやすいとされています。国際的な協力や保護活動が重要視されています。
ケンプヒメウミガメ (Kemp’s Ridley Sea Turtle)
ヒメウミガメ属には、もう1種「ケンプヒメウミガメ」(Lepidochelys kempii) がいます。
学名: Lepidochelys kempii
英名: Kemp’s Ridley Sea Turtle (または Atlantic Ridley Sea Turtle)
特徴
- 小型のウミガメ: ヒメウミガメと同様に小型で、甲長は60~82cm、体重は33~45kg程度です。
- 甲羅の色: 甲羅は暗灰色から灰緑色で、腹甲はクリーム色から黄褐色をしています。
- 独特の甲羅: 甲羅は長さと同じくらい幅が広いのが特徴です。
- 頭部: 頭部は三角形で、やや曲がったくちばしを持っています。
- 前肢の爪: 各前肢には1つの爪があり、後肢には1つか2つの爪がある場合があります。
生態
- 生息地: 主にメキシコ湾と大西洋の沿岸に生息し、特に泥や砂の海底がある浅い沿岸域を好みます。若い個体はサルガッスム( Sargassum)の海藻の中で見られることがあります。
- 食性: 主にカニを食べますが、軟体動物(カタツムリや二枚貝)、魚、クラゲなども食べます。厚い顎で獲物を砕いて食べます。
- 繁殖: ケンプヒメウミガメもヒメウミガメと同様に「アリバダ」という集団産卵を行うことが知られています。
- 産卵数と回数: 1シーズンに2~3回産卵し、1回の産卵で約100個の卵を産みます。卵は約50~60日で孵化します。
- 性成熟: メスは7~15歳で性成熟に達し、1~3年ごとに産卵します。
- 保護状況: ケンプヒメウミガメは、ウミガメの中で最も絶滅の危機に瀕している種の一つであり、IUCNのレッドリストで「近絶滅種(Critically Endangered)」に指定されています。生息地の喪失、漁業による混獲、気候変動などが脅威となっています。
ヒメウミガメ属の2種は、その小型の体と特徴的な集団産卵「アリバダ」によって、他のウミガメ種とは一線を画しています。どちらの種も絶滅の危機に瀕しており、その保護には国際的な取り組みが不可欠です。
<以上>
との事でした!
こんなにレアなウミガメがバリ島の海を泳いでくれてたんですよーヾ(≧▽≦)ノ
バリ島の海には、まだまだこんな生物が生息していける海洋生態系がしっかり残ってるという事なんでしょうか?! どちらにしても、この非常に貴重な出逢いに感謝(^^♪
こんな生物を守っていくためにも、海洋生態系を狂わさないよう、プラゴミを捨てたり 変なものを海に流したりして 海を汚さないように、サンゴの保護も国家レベルでしっかり保護していかないといけないんですよね。