バリ島ダイビング&シュノーケリングサービス jellyfish divers village(バリ島くらげ村)でございます。
今回は、バリ島ではオーソドックスなお魚の一つ「チョウハン」をご紹介致します。その名前の由来や特徴的な模様、是非ご覧下さい。
バリ島で見られるオーソドックスなチョウチョウウオ
最近パダンバイで増えてきた感がある「チョウハン」、浅瀬にいるのでダイビングでもシュノーケリングでもご覧になって頂ける、バリ島の海では簡単に出逢えるオーソドックスなお魚の一つです。
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スズキ目チョウチョウウオ科
体長 成魚で20㎝前後
チョウハンは西・中部太平洋からアメリカ西海岸までの太平洋、オーストラリア西海岸からアフリカ東海岸までのインド洋にかけて広く分布し、日本では千葉県以南に確認されます。
雑食で、魚の卵、サンゴのポリプ、底性の小動物、藻類などを食べる。
幼魚は死滅回遊魚として毎年夏になると黒潮に乗って日本の沿岸でも見られる。
成魚は主に水深1-30mの岩礁域やサンゴ礁域に生息しているが、水深170mでも観察されている。夜行性の性質を持ち、昼間は岩陰でホバリングしている。
寿命は長いもので9年と言われている。
濃い黄色で背側は黒っぽく、体側に斜めの縞が多数ある。尾鰭基部には大きな黒い紋があり、背鰭から尾鰭、臀鰭には、これを囲むように細い縞がある。
まずは「チョウハン」のショート動画をどうぞ!
ダイビングポイントは“パダンバイ”です。
水深2~3mに群れてくれているので、体験ダイビングでもゆっくりご覧になって頂けます。
チョウチョウウオは体色や模様が綺麗なものが多いのですが、群れてくれていると よりキレイですよねぇ(*^▽^*)
チョウハンの名前の由来
和名の由来は、蝶斑とする説と、眼を通る黒い帯の後ろにある白い帯を熊坂長範の頭巾に見立て長範とする説があります。
英名は、目を通る黒い帯からアライグマ(Raccoon)に見立てて「Raccoon butterflyfish」と呼ばれています。
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チョウハンによく似た種
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紅海に生息するレッドシー・ラクーン・バタフライフィッシユとよく似ています。
尾鰭基部の黒い紋は、チョウハンにはあるがレッドシー・ラクーン・バタフライにはなく、斜線状に連なる体側の斑点の濃さは、チョウハンはレッドシー・ラクーン・バタフライより薄いというところから、見分けがつきます。
チョウハンに逢いに行こう!
他のチョウチョウウオと比べても名前も見た目も特徴的な「チョウハン」、ダイビング・体験ダイビング・シュノーケリングでもご覧頂けます。
オーソドックスなお魚もドンドン楽しんでいきましょう!
バリ島くらげ村が、少人数で、安全にたのしくのんびりと、“スローダイブ”でご案内させて頂きます!