フィンキックを動画で学ぶ
初心者ダイバーさんは、誰もが最初はフィンキックに戸惑います。
フィンを上手く使えず、思うように動くことが出来ず、行きたいところに行けない、浮いてしまう、進まない、疲れる・・・
逆に言うと、フィンキックが上達して ちゃんとできてくれば、水中で思うように泳ぐことができるようになり、ストレスも無くなります!
そして、フィンキックの上達は 中性浮力の上達にも繋がっています。
フィンキックの良い例・悪い例を客観的に観て、どうすればよいフィンキックになるのかを動画で学んでみましょう(^^)/
フィンキックを画像で学ぶ
フィンキックを上手く蹴れていない方は、足首(足の甲)に水の抵抗をほとんど感じていません。
ちゃんとフィンで水を蹴れていれば、足首(足の甲)に水の抵抗を感じているはずです。
この事を踏まえて、コチラの画像での説明をもう一度ご覧下さい。
まず、
よくある悪いフィンキックの例
- 体が立ってしまっている
- バイシクルキックになっている
- 足だけ下向きになっている
- バイシクルキックになっている
初心者ダイバーさんによくあるのですが、ウェイトが重めだったり、まだ姿勢の取り方が掴めておらず、体が立ってしまい、下向きにフィンキックをしてしまっています。
上半身だけ横になっていて 足が下向きの方も多く見られます。
砂を巻き上げてしまったり、前に進みにくく、上に上がってしまう方向にキックしているので “浮き上がって また沈んできて また浮き上がって また沈んできて” の繰り返しになる事も多く、中性浮力の感覚も掴みにくい、上達を妨げる姿勢とフィンキックです。
また、フィンキックがバイシクルキック(自転車こぎ)になっていて、ほとんど水を蹴れていないので進みません。
この進まない蹴り方が、足首(足の甲)に水の抵抗を感じていない原因です。
フィンのブレードで水を切るような、水を踏むような蹴り方の事。
進まないのに運動量だけが増え、エアの消費も早くなる。
では、
良いフィンキックの例
- 体が横になっている
- フィンのブレードで水を挟むように蹴れている
まず姿勢が、キレイに横になっていますね。
この姿勢が一番水の抵抗を受けず、楽に進む事ができます。
そして、足を、足の付け根から足首までを使って フィンのブレードで 大きく水を挟むようにキックしています。これが 足首(足の甲)に水の抵抗を感じる ちゃんと進むフィンキックです。
フィンキックのコツ
フィンを上手く使ってフィンキックするコツは
振り下ろす方を意識して フィンキックしてみて下さい。
振り上げる方のフィンも意識すると、体が立ちやすかったり 砂を巻き上げやすくなります。
また、普段あまり使わない筋肉を使うので、足が攣りやすくなります。
そしてもう一つ、
フィンを真っすぐ縦に蹴り続けると、よく進みますが 疲れやすくもなります。
流れがない時は ゆったりと泳ぎたいですね。
そこで
縦ではなく、両足でXを描くように、大きくゆっくりと蹴ってみて下さい。
この蹴り方なら、ストロークが長くなり、一蹴りでグッと進み 惰性でも進むので、運動量も少なくなって疲れにくく、楽に進む事ができます。
これは動画で足の動きを見て頂いた方が早いですね(^^ゞ
フィンキック まとめ
悪いフィンキックと良いフィンキックをもう一度まとめてみましょう。
悪いフィンキックは
- 体が立っている
- 足が下向きになっている
- バイシクルキックになっていて 足首に水の抵抗を感じていない
良いフィンキックは
- 体が横向きになっている
- 足の付けてから足首まで使って大きく水を挟むようにフィンのブレードで水を蹴れている
- 蹴る時に足首に水の抵抗を感じる
そして、フィンキックのコツは
- 振り下ろす方を意識してフィンを蹴る
- Xを描くように大きくゆっくり蹴る
水中で綺麗に泳げるようになる=フィンを上手く使えるようになる、という事、それは中性浮力の上達にも繋がっています!
実際に水の中でやってみないと ピンと来なかったり 身に付きませんが、イメージトレーニングは結構大事です。ご自分がキレイにフィンキックして泳いでいる姿を想像してみて下さい。
そして、ダイビングに行ったら 上記の事を意識しながら実際に泳いでみましょう!
フィンキックの事、他の水中スキルの事、その他 なにか海に不安があったり、リフレッシュダイビングをご希望なら、バリ島くらげ村までご連絡ください。
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