ダイビングでゴミを拾うという事
マリンスポーツを楽しむ者として、海でゴミを見つけたら、拾って頂きたい!
海洋ゴミ問題、これはバリ島だけの問題ではありません。
できれば、出来る範囲で 拾ってもらいたいです。
それが当たり前の常識になったらいいなと思います。
ゴミを拾う人は、ポイ捨てしません。
捨てる人がいなくなり、拾う人ばかりになれば、地球はキレイになるばかり。
でも、プラゴミを拾うダイバーやシュノーケラー、サーファーetc…を見る事はホントに稀です。
非常に残念なんですが、自ら率先して、一つでもゴミを拾って海から上がってくる人を、ほとんど見た事がありません。
これは日本の話ですが、ダイビングのインストラクターが、ボートの上でタバコを吸って、その吸殻を海に“ピンッ”と捨てる事がカッコイイと思ってる イタイ人もいるから驚きです。
自分の職場を汚してる事に、お客さんから冷ややかな目で見られてる事にすら気づいてないんです。
そして、教育が追いついていない東南アジアなどの発展途上国でも、同じような事が悪気なく行われています。
世界中で伝えられている「海洋プラスチック」などのゴミ問題、その根本的解決にはなりませんが、プラゴミを一つでも多く拾う事で、くらげと間違えてプラゴミを食べて死ぬウミガメが1匹でも少なくなるかもしれません。
そう思って、ダイビング中やシュノーケリング中に目についたプラゴミがありましたら、出来る範囲で、一つだけでも、拾ってもらえたら嬉しいです。
ゲスト様とバリ島水中ゴミ拾いダイビング
私達も拾える範囲でゴミを拾っていますが、先日お越し頂いたファンダイビングのゲスト様、自ら率先してゴミを拾って下さいました!
(バリ島は、季節ごとの潮周りの影響で、沖合のゴミがビーチに寄せてくる時期があります)
ゴミ拾いに熱くなると、はぐれたり、急浮上などの危険も出てくるので、手が届く範囲で、出来る範囲で、という事で、私もご一緒させて頂きました。
あくまで遊びに来て頂いているので、普通にも海をご堪能頂きたいのですが、このゴミ拾いダイビングも、ある意味では 意義ある一つのレジャーダイビング !? ではないかと思っています。
大好きなカエルアンコウと一緒に記念撮影♪ (真ん中の黒いのがオオモンカエルアンコウ)
手には拾ったプラゴミが握られています。
Rさん、いつも本当にありがとうございます!
拾ったプラゴミは、全て陸にあげて、ゴミ箱に捨てております。
ゲスト様が、皆が、愛するバリ島の海
少しでもキレイになったバリ島の海、是非ご覧下さい!
まとめ
ゴミ拾いの事を、色々な思いを込めて “夢拾い” と呼ぶ方もいらっしゃいます。
一つ拾えば、一つキレイに!
地球にイイは、かっこイイ!
バリ島だけではなく、どこにダイビング&シュノーケリングに行っても、サッとクールに、一つだけでも、拾いましょ♪