バリ島ダイビング&シュノーケリングサービス jellyfish(バリ島くらげ村)でございます。
世界にはたくさんのドリフトダイビングポイントがあり、そこには様々な海景が広がり、たくさんのお魚に出逢えます。
バリ島での代表的なドリフトダイビングポイントは、やはりヌサペニダになります。
この記事ではスキューバダイビングの安全啓発の為、ドリフトダイビングの楽しみ方、そして危険性や注意点についてご案内致します。
ドリフトダイビングの楽しみ方と注意点を動画でご説明
ドリフトダイビングについて、まずは動画でご覧下さい。
ドリフトダイビングとは
ドリフトダイビングとは、潮の流れに乗ってワイドに景色を楽しむスタイルのダイビングです。
潮通しの良いポイントで、透明度がいい事が多く、サンゴ礁や そこに群れるたくさんのお魚達、ウミガメやその他大物にも出逢えるかもしれません。
潮の流れに乗るのって 楽チンなのと 本当に空を飛んでるような感覚が楽しめ、とても綺麗な海景に出逢える、魅力的なダイビングなんですよ!
ドリフトダイビングの危険性と注意点
そんな魅力的なダイビングスタイルなのですが、危険性や注意点がありますので、ご説明しますね。
ドリフトダイビングは潮の流れに乗って潜ります。ですので
- 中性浮力がちゃんと取れず着底したりすると、サンゴを壊してしまったり、魚を脅かしてしまったり、もし浮き上がってしまったりすると、とても危険です
⇒ しっかりした中性浮力が必要になります - 大きな岩やサンゴがあると、流れが巻いてまっすぐ進む事ができなくなる事があります
⇒ 落ち着いて対応できるスキルと経験が必要です - ポイントによっては流れが割れるところもあり、沖出しの強い流れに掴まると危険な事があります
⇒ ちゃんとガイドについて行く常識と、ちゃんと進むフィンキックが必要です
ドリフトダイビングポイントは、強い流れが入りやすいポイント という事です。
最初はユルい流れだったのに、潜ってる最中に流れが強くなる事も普通にあります。
そのような海況でもちゃんと対応できるよう
- スムーズなミミヌキ
- スムーズで安全な潜降・浮上
- しっかりした中性浮力とフィンキック
が絶対に必要となります。
また、ガイドは魚の動きなども観ながら流れを読んでご案内しておりますので
- ガイドの後ろをちゃんとついてこれるスキルと常識
も必要になります。
向こうの海景が撮りたいからと勝手にガイドから離れたりすると 危険が伴いますので、ガイドを追い越してしまったり、ガイドから離れ過ぎないようにして下さい。
ドリフトダイビングは中~上級者向け
ドリフトダイビングポイントは、まだスキルの安定しない 経験本数も少ない初心者ダイバーさんでは対応できない海況になるかもしれませんので、自分の面倒は自分で見れる安定したスキルと経験がある、中~上級者ダイバーさん向けのポイントとなります。
初心者ダイバーさんが無理して潜ると、危険を伴う事がありますので、ご自身のスキルや経験を正直に把握して、よくよくお考え下さいませ。
近年、沖縄のドリフトダイビングで実際に事故が数例発生しています。この事もよく踏まえた上でお考え下さいね。
確かにドリフトダイビングポイントはワイドで素晴らしい海景をご覧になって頂けるポイントが多いですが、綺麗なポイント・面白いポイントはたくさんあります。
まだスキルに自信のない方は、焦らずに無理なくダイビングを続けて頂き、まずはスキルアップをしていきましょう!
自然の前で無理しても、いい事なんてありませんからね。
遊びながら 楽しみながら潜り続けていると、知らぬ間にスキルはアップしていくものですよ(*^▽^*)
まとめ
ドリフトダイビングの楽しみ方と注意点についてまとめてみましたが、如何でしたでしょうか?
ドリフトダイビングは「潮通しの良いポイントで流れに乗って海景を楽しむ」ので
- ワイドでキレイな海を楽しめる
- サンゴ礁やたくさんのお魚達、大物にも出逢えるかもしれない
そんな楽しみのある魅力的なダイビングスタイルです。
しかし
- スムーズな耳抜き
- スムーズで安全な潜降・浮上
- しっかりした中性浮力とフィンキック
- ちゃんとガイドについてこれる常識とスキル
この必須の4項目の一つでも欠けていると、危険を伴う事があります。
ドリフトダイビングは「中~上級者ダイバーさん向け」のダイビングスタイルです。
自分の面倒をまだ自分で見れる自信のない初心者ダイバーさんは、まずは無理のない “楽しい” ダイビングを続けて頂き、スキルアップをして下さいね(^^)/
スキルアップのご相談などございましたら、バリ島くらげ村まで、いつでもご連絡くださいませ~!