Cカードは持っている。
海が嫌いになったわけでもない。
でも、気づけば最後に潜ってから何年も経っていた。
「器材の使い方、覚えているかな」
「耳抜きや中性浮力、大丈夫かな」
「ほかのダイバーについていけなかったらどうしよう」
そんな不安を感じている方へ。
ブランクダイバーの復活は、いきなり以前と同じように潜れることではありません。
不安を正直に相談して、器材や基本を確認し、浅い海からゆっくり感覚を取り戻すこと。
それが、安心して海へ戻るための近道です。
今回は、ブランクダイバーさんが「また潜りたい」と思い始めてから、笑顔で海へ戻るまでを10段階にしてみました。
あなたは今、どのLevelでしょうか?(#^^#)

ブランクダイバー復活Level診断とは?
ブランクダイバー復活Level診断は、久しぶりのダイビングへ戻っていく気持ちと準備を10段階で表した、くらげ村のオリジナル診断です。
これは、ダイビングの技術や経験本数を評価する診断ではありません。
Lv.10だから上級者という意味でも、Lv.1だからダイバーではないという意味でもありません。
長い間潜っていなくても、Cカードを取った時の経験や、海で感じた楽しさが消えるわけではないからです。
今の自分に一番近いLevelを探しながら、気軽に楽しんでみてください。
Lv.1 Cカードは持っている
財布や引き出しの中には、今もCカードが入っています。
講習で習ったことは少し曖昧だけど、初めて水中で呼吸した時の不思議な感覚は覚えている。
ただ、Cカードを取ってからほとんど潜っていなかったり、最後のダイビングから何年も経っていたりすると、
「自分をダイバーと呼んでもいいのかな」
と感じる方もいます。
大丈夫です。
潜っていない期間があるからといって、海を楽しんだ経験までなくなるわけではありません。
復活への最初の一歩は、「また潜ってみたい」という気持ちが少しでも残っていることです。
Lv.2 気づけば長いブランク
仕事、子育て、転居、体調、旅行する機会の減少。
ダイビングから離れる理由は、人それぞれです。
「少し休んでいただけ」のつもりが、気づけば5年、10年、20年。
久しぶりになるほど、
「昔はできたはずなのに、できなかったら恥ずかしい」
という気持ちが強くなることもあります。
でも、器材の使い方や中性浮力を忘れているのは、決して恥ずかしいことではありません。
普段使っていない知識や身体の感覚を忘れるのは、ごく自然なことです。
むしろ注意したいのは、不安があるのに「Cカードを持っているから大丈夫」と無理をしてしまうことです。
久しぶりのダイビングに感じやすい不安は、久しぶりすぎて、ダイビングに不安がある人へでも詳しくお話ししています。
Lv.3 また海が気になり始める
SNSで水中動画を見た。
昔のダイビング写真が出てきた。
友人から海の話を聞いた。
バリ島旅行を計画していたら、きれいな海が目に入った。
そんな小さなきっかけで、止まっていたダイバーの気持ちが少しずつ動き始めます。
「久しぶりに潜ってみたいな」
そう思う一方で、
「でも、ちゃんと潜れるかな」
という不安も一緒に出てきます。
この「潜りたいけど怖い」という気持ちは、矛盾しているようで、とても自然です。
海を知っているからこそ、久しぶりに戻る怖さも分かるのだと思います。
まだ予約を決める必要はありません。
まずは、自分が何に不安を感じているのかを整理してみましょう。
Lv.4 不安を誰かに相談する
復活への大きな一歩は、ダイビングを予約することではありません。
「何が不安なのか」を、誰かに話すことです。
例えば、
・器材のセッティングを忘れた
・レギュレーターで呼吸するのが少し怖い
・耳抜きに自信がない
・中性浮力を覚えていない
・体力が落ちている
・前回のダイビングで怖い思いをした
・グループについていけるか不安
・長いブランクを知られるのが恥ずかしい
この中に、一つでも気になるものはありませんか?
事前に伝えてもらえれば、ショップ側も経験や不安に合ったプランを考えられます。
反対に、何も伝えないまま通常のファンダイビングへ参加すると、「できるダイバー」として進行されてしまう可能性があります。
できるフリをしなくて大丈夫です。
「忘れているので、最初から説明してください」
この一言を言えることが、安全な復活につながります。
Lv.5 リフレッシュダイビングを予約
不安なまま普通のファンダイビングへ参加するのではなく、基本を確認してから海へ戻る。
そのためにあるのが、リフレッシュダイビングです。
くらげ村のリフレッシュダイビングは、Cカードをお持ちのブランクダイバーさんが、久しぶりの海を楽しむ前に基本を思い出すための復習ダイビングです。
「全部できるようにしてから参加しないといけない」
と思わなくて大丈夫です。
忘れているからこそ、復習します。
どのくらい忘れているのか自分でも分からない場合は、そのまま伝えてください。
ブランク期間、これまでの経験本数、不安なスキル、体力、前回怖かったことなどを伺いながら、無理のない戻り方を一緒に考えます。
詳しい内容は、バリ島のブランクダイバー向けリフレッシュダイビングをご覧ください。
Lv.6 器材と基本をゆっくり復習
久しぶりのダイビングでは、海へ入る前の準備からゆっくり始めます。
・器材の名称と使い方
・残圧計の確認
・BCDの給気と排気
・レギュレータークリアとリカバリー
・マスククリア
・耳抜き
・ハンドシグナル
・中性浮力
・フィンキック
すべてを完璧に覚えている必要はありません。
説明を聞いた瞬間に、
「ああ、そうだった!」
と思い出すこともあります。
実際に器材を触り、浅い場所で身体を動かすことで、少しずつ記憶と感覚がつながっていきます。
ここで大切なのは、ほかの人より早く思い出すことではありません。
分からないことを、そのままにしないことです。
くらげ村では、日本語で質問できる環境と、急がず確認できる時間を大切にしています。
Lv.7 浅い海から再スタート
ブランクダイバーさんの復活で、いきなり深い海へ行く必要はありません。
まずは足の届く場所や浅い場所で、ゆっくり呼吸します。
顔を水につけた時に緊張したら、一度顔を上げても大丈夫。
呼吸が落ち着かなければ、急いで潜降しなくても大丈夫。
耳抜きに時間がかかるなら、止まって待てば大丈夫です。
ほかのダイバーが先へ進んでいても、その人と同じ速さで進む必要はありません。
ブランクの長さより、戻り方が大切です。
自分のペースで海へ戻れる環境を選ぶことが、復活後の「楽しかった」につながります。
Lv.8 呼吸と感覚が戻ってくる
最初は大きかった呼吸音が、少しずつ落ち着いてくる。
身体に入っていた力が抜けてくる。
浮いたり沈んだりしながら、BCDの操作や呼吸による浮力変化を思い出してくる。
すると、器材や自分の動きばかり気にしていた視線が、少しずつ周囲へ向き始めます。
「あ、魚がいる」
「この感じ、覚えている」
そう思えたら、海の感覚が戻り始めた合図です。
一度のダイビングですべてを元通りにする必要はありません。
今日は呼吸を思い出せた。
次はもう少し周りを見られた。
それで十分です。
Lv.9 水中で笑える余裕
復活したと感じる瞬間は、中性浮力が完璧になった時とは限りません。
水中で魚を見て笑えた時。
ガイドと目が合って、自然にOKサインを返せた時。
自分から周りの景色を見られた時。
「ちゃんとやらなきゃ」という気持ちより、「海って楽しいな」という気持ちが大きくなった時です。
くらげ村へ来られるブランクダイバーさんも、最初は緊張した表情をされています。
それでも、呼吸や器材を確認しながらゆっくり潜ると、海から上がる頃には表情が大きく変わっていることがあります。
女性一人旅で1年半ぶりのダイビングを楽しまれたブランクダイバーさんの体験談も、これから復帰したい方の参考になると思います。
Lv.10 ただいま、ダイバー!
海から上がった時に、
「怖かった」より「楽しかった」が残っている。
「もう無理かも」ではなく、「また潜りたい」と思えている。
それが、ブランクダイバーさんの復活です。
以前と同じように潜れなくても大丈夫。
経験本数の多い人と同じペースで泳げなくても大丈夫。
復活とは、昔の自分に完全に戻ることではありません。
今の年齢、体力、経験、不安に合った新しい潜り方を見つけることです。
次の海からは、バリ島ファンダイビングで、焦らず水中散歩を楽しみましょう。
おかえりなさい。
もう一度、ダイバーです。
あなたの復活Levelはどこでしたか?
Lv.1 Cカードは持っている
Lv.2 気づけば長いブランク
Lv.3 また海が気になり始める
Lv.4 不安を誰かに相談する
Lv.5 リフレッシュを予約
Lv.6 器材と基本をゆっくり復習
Lv.7 浅い海から再スタート
Lv.8 呼吸と感覚が戻ってくる
Lv.9 水中で笑える余裕
Lv.10 ただいま、ダイバー!
まだLv.1でも、何も問題ありません。
Lv.3で「潜りたいけど怖い」と迷っていても大丈夫です。
まずはLv.4の「相談する」まで進めば、その先を一人で決める必要はありません。
ブランク期間や経験、不安に合わせて、無理のない方法を一緒に考えられます。
SNSでこの診断画像をシェアする時は、ぜひ「私はLv.○」と教えてくださいね(#^^#)
ブランク期間だけで復習の必要性は決まりません
「何年潜っていなければブランクダイバーですか?」
という質問がありますが、一律に年数だけで決めることはできません。
例えば、同じ3年ぶりでも、
・それまでに何本潜っていたか
・講習後に実際の海で潜った経験があるか
・前回どのような海で潜ったか
・耳抜きや中性浮力に不安があるか
・体力や健康状態に変化があるか
・今回どのようなポイントへ行く予定か
によって、必要な準備は変わります。
大切なのは、「何年ぶりなら大丈夫」という数字ではなく、今の自分に不安があるかどうかです。
少しでも不安があるなら、通常のファンダイビングに参加する前に相談しておく方が安心です。
くらげ村の復活ダイビングは「昔のように」より「今のペースで」
くらげ村が大切にしているのは、ブランク前と同じレベルへ急いで戻すことではありません。
今の自分が安心して楽しめる海を選ぶことです。
・少人数でご案内する
・日本語で不安を確認する
・器材や基本スキルを復習する
・浅い場所から始める
・呼吸や耳抜きを急がせない
・その日の海況に合った場所を選ぶ
・無理なら止まる
これは初心者だけでなく、久しぶりに潜るダイバーさんにも大切なことです。
くらげ村が考える、急がないダイビングについては、安心・安全・楽しくスローダイブでご紹介しています。
よくある質問
何年潜っていなければブランクダイバーですか?
明確に一律の年数で区切ることはできません。ブランク期間だけでなく、経験本数、最後に潜った時の状況、不安なスキル、体力、参加予定の海などを合わせて考える必要があります。
10年、20年ぶりでもダイビングへ復帰できますか?
ブランクの長さだけで参加できないとは決まりません。ただし、経験、健康状態、体力、不安の内容によって判断が必要です。まずは通常のファンダイビングではなく、事前相談と基本の復習から始めることをおすすめします。
器材の使い方を全部忘れていても大丈夫ですか?
忘れていることを事前に伝えていただければ、器材の名称や操作方法から確認できます。できるフリをせず、「最初から教えてほしい」と伝えることが大切です。
ブランクがあると、ほかの参加者に迷惑をかけませんか?
ブランクがあること自体が迷惑なのではありません。不安を隠して無理についていこうとする方が、本人にも周囲にも負担になる場合があります。少人数で、不安がある方のペースを尊重してくれる環境を選びましょう。
普通のファンダイビングとリフレッシュダイビングのどちらがいいですか?
器材操作、呼吸、耳抜き、中性浮力、潜降などに不安がある場合は、リフレッシュダイビングから始める方が安心です。経験本数やブランク期間によって変わるため、予約前に相談してください。
女性一人でもリフレッシュダイビングに参加できますか?
はい。女性お一人で参加されるブランクダイバーさんもいらっしゃいます。海外での一人参加や久しぶりの海が不安な場合も、事前に日本語で相談できます。
まとめ|ブランクの長さより、戻り方が大切
Cカードは持っている。
また海へ行きたい気持ちもある。
でも、久しぶりだから怖い。
そんな時は、無理に以前と同じダイバーへ戻ろうとしなくて大丈夫です。
分からないことを相談する。
器材や基本を復習する。
浅い海で呼吸を整える。
少しずつ身体の感覚を思い出す。
そして、水中で笑える余裕が戻ってきたら、復活です。
くらげ村は、派手なポイントへ急いで連れて行くことより、
「また潜れそう」
「海ってやっぱり楽しい」
と思ってもらえることを大切にしています。
ブランクが何年あっても、まずは今の不安をそのまま教えてください。
予約するか決める前のご質問だけでも大丈夫です。
バリ島くらげ村へのご予約・お問い合わせから、日本語でお気軽にご相談ください。
ブランクの長さより、戻り方が大切。
焦らず、あなたのペースで海へ。
そして、いつか一緒に言いましょう。
「ただいま、ダイバー!」
バリ島でダイビング・シュノーケリングをしてみたいけれど、泳げない・海が怖い・久しぶりで不安という方、大丈夫です、無理にできるフリをしなくていいんです。
くらげ村では、日本語で事前にご相談いただきながら、少人数で急がず、その方のペースに合わせてご案内しています(#^^#)
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