バリ島ダイビング&シュノーケリング水中生物

泳げ!オオモンカエルアンコウ!

バリ島パダンバイのサンゴにくっついてる正面から見たオオモンカエルアンコウ

バリ島ダイビング&シュノーケリングサービス jellyfish(バリ島くらげ村)でございます。

今回は、オオモンカエルアンコウの生息環境、食性、生態などについてご紹介させて下さい(#^^#)

にほんブログ村 マリンスポーツブログ ダイビングへ

にほんブログ村「ダイビングカテゴリー参加中!
ポチっと応援クリックお願いしますm(__)m

オオモンカエルアンコウとは

カエルアンコウの中にはイロカエルアンコウやクマドリカエルアンコウなどのダイバーに人気のお魚がいます。

オオモンカエルアンコウ(学名:Antennarius commersoni、英名:Giant Frogfish)は、カエルアンコウ科の中でも最大級の大きさになる種で、カエルアンコウ科の中では人気はイマイチです(;^_^A

そんなオオモンカエルアンコウですが、普段はジッとしている事が多く たま~にしか泳ぐことはありません。その貴重な泳いでるところに遭遇しましたので、是非ショート動画でご覧下さいm(__)m

如何ですか?
この変なお魚「オオモンカエルアンコウ」、その生態を下記で簡単にご紹介させて頂きます!

オオモンカエルアンコウの形態と特徴

オオモンカエルアンコウは最大で30cmほどに成長し、色は黒や灰色などの暗めの体色が多いです。背鰭第2棘の後方には皮膜があり、胸鰭の軟条は分岐しています。

一般的な魚の形ではなく 丸っとした形で、胸鰭を足のように使って“歩き”ます。今回のショート動画のように たまに泳いでるところに遭遇しますが、泳ぎは鈍足で、どちらかと言うとブサカワイイ系のお魚です。

分布と生息環境

この魚は伊豆諸島、相模湾以南の太平洋岸、山口県日本海側、長崎県、琉球列島、小笠原諸島などに分布しています。また、インド-太平洋域、東太平洋熱帯域、ハワイ諸島、もちろんバリ島でも見られます。岩礁やサンゴ礁域の浅所で生息し、生息水深は通常45m以浅と言われています。

生態

  • 捕食行動: オオモンカエルアンコウは待ち伏せ型の捕食者で、小魚などを捕食しします。体色を周囲の環境に合わせてカモフラージュし、カエルアンコウは頭部にある「エスカ」と呼ばれる 小さな魚やエビのように見えるルアーを使って獲物を引き寄せ、近づくのを待ちます。獲物が近づくと、瞬時に大きな口を開けて吸い込み、丸呑みします。
  • 擬態: 岩かサンゴのように見える形態や体色を活かして周囲の環境に溶け込みます。これにより、捕食者から身を守り、獲物を捕らえるのに役立ちます。
  • 繁殖: 繁殖期には、オスとメスがペアを形成し、卵を産みます。卵は浮遊性で、海流に乗って広がります。
  • 生活環境: 主に岩礁やサンゴ礁の浅い場所に生息し、海底の砂や岩の間に隠れることが多いです。

食用としての利用

食用としてはあまり知られていませんし 手に入れるのも困難なお魚だと思いますが、なんと 身は“唐揚げ”にしたり“お刺身”にしたり、骨はブツ切りにして“アンコウ汁”などにすると美味しいのだそうです!

オオモンカエルアンコウに対する永遠の課題

他のカエルアンコウって どう撮影しても それなりにイイ感じに可愛く撮れるんですが、ことオオモンカエルアンコウとなりますと、どう撮ってもイイ感じにならないのは 私だけでしょうか?

バリ島で撮影した黒いオオモンカエルアンコウ

今回もこんな感じにしか撮れてません。。。
可愛くない!

インターネットで画像検索しても「これイイなぁ」と思えるお写真に出逢った事がありません!
色も地味、模様も地味、変に大きい、この辺を構図などで解消して余りあるイイ感じのお写真が撮りたく、海で見つけたらいつも悩んでます。

そんな訳で、オオモンカエルアンコウでした!

タイトルとURLをコピーしました