バリ島ダイビング&シュノーケリング水中生物

サメの骨は軟骨で出来ている!

バリ島ダイビング&シュノーケリングサービス jellyfish(バリ島くらげ村)でございます。

あの強そうなイメージの大型魚“サメ”って、骨は軟骨で出来ている?!
今回は硬骨魚と軟骨魚の違い、軟骨魚であるサメの特徴と進化についてのお話です(#^^#)

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硬骨魚類と軟骨魚類の主な違い

サメ

硬骨魚類と軟骨魚類の主な違いは以下の通りです。

  1. 骨格の構成:硬骨魚類は、骨格の大部分が硬骨と呼ばれる硬い骨からできています。一方、軟骨魚類は体の骨格全体が弾力性のある軟骨でできています。
  2. 生息環境:硬骨魚類は淡水と海水の両方に生息します。一方、軟骨魚類は主に海水に生息します。
  3. 進化の過程:硬骨魚類は軟骨魚類から進化したとされていましたが、最近の研究では、サメやエイなどの軟骨魚類は深海での捕食に特化するために、硬骨から軟骨に進化したとする学説もあります。
  4. 浮き袋の有無:硬骨魚類は肺やそこから派生した浮き袋を持つという特徴があります。一方、軟骨魚類には浮き袋がありません。

以上が硬骨魚類と軟骨魚類の主な違いです。それぞれの特徴を理解することで、魚類の多様性と進化の過程をより深く理解することができます。

進化の過程でサメとエイに別れた

サメとエイは、どちらも「軟骨魚類」に分類されますが、その進化の過程は異なります。
サメとエイは元々一つのグループだったのですが、進化の過程でサメからエイが分化し、それぞれが異なる特徴を持つようになりました。

具体的には、サメは主に海中を泳ぎ回りながら餌を求める生活を送っていました。一方、エイは水底の餌を食べる生活に適応し、その結果、体形や生態が大きく変化しました。
また、サメとエイの違いは「エラ」の位置にも現れています。サメではエラが体の横側に、エイでは体の下側に位置しています。

このように、サメとエイは同じ軟骨魚類という大きなグループに属しながらも、それぞれが異なる生態に適応する形で進化してきたと考えられています。

サメは軟骨魚類:その特徴と進化

硬骨魚類と軟骨魚類

サメは、その全身の骨格が軟骨で構成されていることから軟骨魚類に分類されます。このグループには、サメやエイなどが含まれます。

一方、鯛やサーモンなどの一般的な魚は硬骨魚類と呼ばれ、硬い骨を持っています。軟骨魚類は魚類全体の約3.5%しか存在しないと言われています。

以前はサメが原始的な種だと考えられていましたが、現在では硬骨魚類とは別の進化を遂げた魚であるとされています。これは、サメが深海での捕食に特化するために、硬骨から軟骨に進化したとする学説があるからです。この説を補強する化石なども発見されています。

軟骨魚類は魚類を分類する際に使われる用語の一つで、軟骨魚綱という分類群でまとめられます。このように、サメは軟骨魚類として独自の進化を遂げてきた生物なのです。

サメの進化と生態については、まだまだ未知の部分が多いです。これからも科学者たちの研究によって、新たな発見が期待されます。

軟骨魚の代表的料理

軟骨魚の代表的な料理、と言っていいのかわかりませんが、サメの軟骨を使った“梅水晶”があります。
梅水晶は、サメの軟骨を使った料理のひとつで、サメの軟骨を加熱処理して千切りにした後、梅肉と調味料を和えて作ります。

名前の由来は、半透明であるサメの軟骨を千切りした形が水晶のように見えることや、梅肉を和えることで薄っすらとピンクに色づいた見た目が、鮮やかできれいなことから名づけられたとされています

コリコリとした食感が、お酒のアテになりますね♪

まとめ

生物としての興味、食材としての興味などなど、“怖い”というイメージだけでなく、サメに色んな方向からフォーカスすると とても面白いと思います。実際、こちらからチョッカイ掛けなければサメから襲ってくる事はまずなく、怖いお魚ではありません。

バリ島では、たまにですが、ホワイトチップリーフシャーク(ネムリブカ)やブラックチップリーフシャーク(ツマグロ)に出逢えます。
バリ島のダイビングにご興味ございましたら、少人数・安心安全・のんびり楽しく、“スローダイブ”のバリ島くらげ村まで、いつでもお問い合わせ下さい(#^^#)

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