ダイビング器材バリ島ダイビング&シュノーケリング

スキューバダイビングに必要な器材と選び方

バリ島ダイビング&シュノーケリングサービスjellyfish(バリ島くらげ村)でございます。

スキューバダイビングは、海の中の魅力を体験することができる素晴らしいスポーツです。しかし、ダイビングを始めるには、水中での安全と快適さを確保するために、適切な器材が必要です。
ここでは、スキューバダイビングの基本的な器材と、器材選びのコツについて紹介します。

スキューバダイビングの基本的な器材

にほんブログ村 マリンスポーツブログ ダイビングへ

にほんブログ村「ダイビングカテゴリー参加中!
ポチっと応援クリックお願いしますm(__)m

スキューバダイビングに必要な基本的な器材をご紹介致します。

ダイビング器材のリスト画像

①マスク&シュノーケル

ダイビングマスク イラスト

人間の目は空気中でないと視界がぼやけてしまいます。マスクは、水中での視界を確保するためのものです。顔にぴったりとフィットするものを選びましょう。

シュノーケルは、持たない方もいらっしゃいますが、あった方がいいです。水面が波立っていても息をしやすくするためのものです。口にくわえやすく、水が入りにくいものを選びましょう。

➁フィン&ブーツ

ダイビングブーツとフィン イラスト

フィンは、フルフットタイプとストラップタイプがあり、水中を効率よく移動する為に必要なものです。自分の足に合ったサイズと硬さのものを選びましょう。

ブーツは、フィンによって変わります。フルフットフィンならソックスタイプ(または素足)、ストラップフィンならマリンブーツとなります。ソックスタイプだとビーチエントリーが困難な場合があります。自分の足のサイズとフィンのサイズに適した、用途に沿ったブーツを選びましょう。

マスク・シュノーケルと合わせて軽器材と呼ばれています。

➂ウェットスーツ(ドライスーツ)・インナー(フードベストなど)

ウェットスーツ イラスト

ウェットスーツは、ダイバーの身体を保護・保温する為のスーツです。現在様々な種類があり、フルスーツ(長袖長裾)やスプリング(半袖半裾)、2㎜や5㎜など生地の厚み、生地の種類、ジッパーのタイプなどによって保温性や動きやすさ、脱着のしやすさが変わります。
ドライスーツは、主に冬場や寒冷水域でのダイビングで用いられる体が濡れないスーツですが、扱いには慣れが必要です。

インナーはスーツの下に着る保温用の追加装備です。ホットカプセル、2㎜ネオプレン、フードベストなど様々なタイプがあります。
どれも、自分の身体と用途に合ったものを選びましょう。

④BCD&レギュレータ

ダイビング重器材 イラスト

BCD(Buoyancy Control Device)は、スキューバダイビングの浮力調整器です。空気を入れたり抜いたりして、水中での浮力をコントロールすることができます。

レギュレータは、タンクと接続して、タンク内の空気を適切な圧力に調整して口から呼吸をしたり、BCD内にエアを送る為の器材です。

BCDとレギュレータは、重器材とも呼ばれるスキューバダイビングのキモになる器材です。どちらも適切なサイズとタイプのものを選びましょう。

⑤ダイブコンピューター

ダイブコンピューター イラスト

ダイブコンピューターは、腕につけるリストタイプが多く、ダイビング中の深度や水温、潜水時間や無限圧潜水時間などの情報を表示してくれるダイビングの安全性の向上や自己管理をする為の大事な器材です。適切なものを選びましょう。

⑥シグナルフロート

シグナルフロート イラスト

シグナルフロートは、ダイブマーカーとも呼ばれるエマージェンシーギアです。ドリフトダイブなどでボートに水中にいるダイバーの存在を知らせたり、万が一 海で漂流してしまった場合、水面にシグナルフロートを立てて発見されやすくする 安全潜水の為の必須アイテムです。

⑦ウエイトベルト&ウエイト・タンク

スキューバタンクとウエイトベルト

ウエイトベルトは、ウエイトを取り付けて腰に巻く為のベルトです。通常はベルトタイプですが、腰に負担が掛かりにくいポケットタイプやチョッキ型のジャケットタイプもあります。

ウエイトは、スキューバダイビング用の重りです。水中での浮力を調整するために、ウエストベルトやBCDに取り付けます。目安は自分の体重の十分の一と言われてますが、器材の重さ、ウェットスーツの厚み、タンクの素材、水の塩分濃度などに応じて、適切な重さを決めましょう。

タンクは、ボンベ・シリンダーとも呼ばれる、水中に空気を持ち込む為の入れ物です。素材(スチールかアルミ)、容量を把握しておきましょう。

通常はこれらはダイビングショップ側が用意してくれます。

あったらいいダイビングギア

水中カメラ、ダイビングナイフ、水中スレート イラスト

水中カメラがあると、ダイビング中の海景やお魚などの生物を画像や動画で記録する事ができ、ダイビングの楽しみの幅が広がります。

ダイバーナイフがあると、もしロープなどに絡まって動けなくなった時など、切って脱出する事ができる万が一の時に備えたエマージェンシーギアです。(魚を突いたり貝類を捕ったり見せびらかして恰好を付けたりするものではありません)

水中スレートがあると、ガイドやバディと水中で文字を使ってコミュニケーションを取る事ができるツールで、お魚の名前を教えてもらったり、相手に伝えたい事を明確に伝える事ができます。

賛否両論のダイビンググローブ

ダイビンググローブ イラスト

グローブは、寒い海域では保温、また、岩などに当たった時や掴んだ時に手を怪我しないようにする為の保護の役割があります。
しかし、グローブを着用していると「掴んでも大丈夫」という心の持ちようから、着底したりサンゴなどを掴むダイバーが多く、グローブ着用を禁止しているダイビングショップ・ダイビングポイント・国(フィリピンなど)があります。(「なぜ着用禁止があるのか?」ダイビンググローブのメリット・デメリット)

スキューバダイビングの器材選びのコツ

スキューバダイビングの器材選びには、以下のようなコツがあります

  • 一気にフルセット揃えなくていい
    ダイビングショップによってはダイビング器材のフルセット購入を勧めてくるところもあります。もちろんマイギアを持っていた方が その器材に慣れるので、安全性も高まります。
    しかし、ダイビング器材は非常に高価です。「フルセット買ったはいいがローンの返済で潜りに行けない」という方をたくさん見てきました。
    金銭的に余裕のある方ならともかく、最初からフルセットを一気に買いそろえる必要はありません。
    最初は、“目が悪い方は度入りレンズのマイマスク”とか、“既製品のウェットスーツに体形が合わない方はオーダーメイドのマイスーツ”、または“軽器材のみ”、などからで十分です。
    それよりなにより まずは潜りに行きましょう!
  • 大型量販店や器材売りがメインのダイビングショップのお勧め器材は一度疑う
    ダイビング器材の大型量販店の店員さんは、ダイビングの経験本数が少ない人が多く、全ての器材を実際に使って“良い悪い”が全てわかってるわけではありません。
    器材やコースの営業がメインのダイビングショップも、勧めてくる器材は会社側から「売れ」と言われている“流行りモノ”や“利益幅が大きいモノ”の場合が多いです。
    それが悪いモノばかりではありませんが、長く使えないモノや実は扱いにくいモノ、あなたにはそこまで高機能は必要ないモノもあります。予算や好み、フィット感など、あなたに合う適切なモノかどうか、一度疑って下さい。
  • 軽器材は日本人の体型に合ったメーカーの器材を選ぶ
    マスクやフィンなど 直接体に触れる軽器材は、自分に合わないと一番ストレスになります。
    インターネットなどで、安さだけで海外メーカーの器材などを選んでしまうと、マスクのフィット感が悪かったり、フィンが硬すぎたり柔らかすぎたり、サイズが大きめで日本人体型には合わない事があります。
    GULL、TUSAなどの日本人の体型に合わせた器材を出しているメーカーを選ぶ事をお勧めします。
  • 実際に試着してみる
    初めて器材を買う際は、デザインや価格だけでなく、マスクが自分の顔にフィットするか、ブーツとフィンを履いた時のフィット感は適切かなど、実際に試着して確かめる事をお勧めします。
  • 目的と予算に合わせて選ぶ
    ダイビング器材の価格はモノにより様々です。最新・高性能・チタン仕様など、上を見るとキリがありません。安めのモノでも最低限の性能が保たれていれば十分使えますが、持ってる器材によってモチベーションが違ってくる人もいます。あなたの目的と予算を考慮して選びましょう。
    ただ、よくわからないメーカーの激安品や保証のない中古品は避けた方が無難です。安全性が低かったり、すぐに壊れたり、O/Hや修理などのアフターケアができなくなったりすることもあります。
  • 中古品はなるべく避ける
    オークションなどでも たくさんのダイビング器材がやり取りされていて、掘り出し物が出品されてたりします。しかし中にはジャンク品もあり、古すぎて修理やO/Hできなかったり、モノによっては安全性に欠けるものもあります。長く放置されていてゴムやブラスチック部品の経年劣化が進んでいる場合もあります。中古品を買う場合は、自己責任で品をよくよく確かめてからにしましょう。
  • ダイブコンピューターはなるべく新しいものを
    古すぎるダイブコンピューターと現在のダイブコンピューターでは水圧感知の精度が違い 水深に1m以上の誤差が出たり、安全停止表示がなかったり、古いプログラムは無限圧限界時間などの安全性が低い為、お勧めしません。また電池交換などのアフターケアも終了しているものもあるので、なるべく新しいものを購入する事をお勧めします。
  • 信頼できるガイドや先輩ダイバーに相談する
    ダイビングの器材選びは、自分の判断だけでは難しいこともあります。信頼できるインストラクターや先輩ダイバーに相談して、アドバイスをもらいましょう。自分の経験や知識をもとに、最適な器材を教えてくれると思います。
    バリ島くらげ村でも、当サービスのゲスト様であれば器材のご相談に乗らせて頂いてます。

スキューバダイビングの器材選びは、自分の安全と快適さに直結します。上記のポイントを参考に、無理のない範囲で自分にぴったりの器材を見つけて、素敵なダイビングライフをお楽しみください!

タイトルとURLをコピーしました