バリ島ダイビング&シュノーケリング水中生物

実はすごいタコの能力!美味しそうだけじゃない、見る目が変わる研究結果

見事な擬態能力

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水底でジッとしているマダコ

バリ島ダイビングでもちょいちょい観られるタコ。
このタコは恐らく「マダコ」かと思います。(大きさと体表面の紋模様から同定しましたが、間違ってたらご指摘くださいm(__)m)

マダコは、頭足綱 鞘形亜綱(ニ鰓亜綱) 八腕形目 無触毛亜目 マダコ科。

タコの仲間は、世界中で約200種類が知られており、日本近海でも50種類以上が確認されています。
ですので、似たり寄ったりの種も多く、特徴的な体色や模様がないと見分けが難しいという事です。(言い訳)

是非動画をご覧下さい。

忍者のように姿と体色を変えるのは皆さんご存じですよね。
軟体動物の為、狭い岩の隙間にスルスル入れたり、小さな瓶の中などにきれいに収まったり出来てしまいますし、体の色を周りに合わせて変化させて擬態したりもします。この動画でも多少の体色変化が見られましたね。

自らRNAを書き換えている

水中を怪しく泳ぐタコの画像

変温動物は、急激な水温の変化があると命の危険にさらされます。
タコも変温動物です。
しかし、タコは温かい浅瀬から冷水域の深瀬まで広い水深で生息し、泳いで移動もします。

なぜ水温が大きく変わっても平気でいられるのか?

最近の研究で分かった事らしいのですが、自らRNAの書き換えをして、その水温に対応できるたんぱく質を作り出しているのだそうです。

RNAとは、生物の細胞内で情報を伝達しタンパク質の作製に関与する分子、簡単にいうと「タンパク質を作り出す設計図」みたいなもの。
その設計図を、その時の環境に適応できるよう、瞬時に書き換えているのだそうです!

現在はそこまでしかわかっていないのですが、これって進化?!
生命の神秘を感じますね。
研究してる人も、着眼点とか、よくそこに気づくなぁと関心しかありません。

これからは「美味しそう」だけではない タコの見方をしていこうと思います(#^^#)

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