バリ島ダイビング&シュノーケリングサービス jellyfish(バリ島くらげ村)でございます。
最初見た時は「何これ?」とキモい系の衝撃を受けました。自分の中の知識では“何の仲間”という大まかな分類すらできなかったので、今回よくよく調べてみました。
ご興味ございましたら、是非ご覧下さいm(__)m
樹手目ナマコの一種 Dendrochirotida.sp
まずはこの「何これ?」と思った生物の動画、ご覧下さい。
如何でしょうか?
キモいんですが、なんだか結構ずっと見てられます?!
この生物、「樹手目ナマコの一種(学名:Dendrochirotida sp)」、棘皮動物門、ナマコ綱、樹手目に分類される生物という事です。
これ、ナマコなんです!
この種のナマコは、ガレガレのサンゴの瓦礫や砂地を好み、まるで植物のように伸びる樹皮状の突起物を伸ばします。これらの突起物は実際にはナマコの触手であり、砂の上を這い回り、砂を食べている一般的なナマコ類とは違って、樹手目のナマコはあまり移動せず、口の周りの触手を伸ばして海中の有機物を捉えて食べています。
特徴
本体は岩陰に隠れて目立ちませんが、よく覗き込むといかにもナマコのような筒状の体と管足が見えます。体長(触手部分除く)は約1cmです。
生息地
日本では沖縄の北谷で、バリ島以外ではフィリピンのセブでも確認されていますが、かなりマイナーな生物になるようで、大した情報がありません。
それにしても、枝状触手が萎んだり、膨らんで元に戻ったりする姿は見ていて飽きませんねwww
樹手目ナマコの一種は、学名のみで まだ正式な英名・和名もなく、分類も進んでおりませんが、個人的には非常に興味深い生物です。もし海で見かけましたら、是非じっくり観察してみて下さい。
“こういう系”が好きなマニアックダイバーの皆さん、キモい生物?!「樹手目ナマコ」を見に行きましょう!
バリ島くらげ村が安全に楽しくご案内、マニアックに攻めてみたいと思います(^o^)/