誤解のないよう先にご承知下さい。
この詐欺は、インドネシア人(バリ人)が犯行に及んでいるのではありません。アラブ系などの外国人がバリ島にやってきて、日本人を狙って詐欺を働いています。
日本人がターゲット？
新型コロナのコンチクショー禍前も行われていた、通称「お金見せて詐欺」が再開され、被害が出ている模様です。
以前の目撃証言ですと、アラブ系の男女の2人組が「今度日本に行く、日本円を見せてほしい」と声を掛けてきて、見せてるうちにお金を抜き取られるという手口でした。
そして絶対に写真は撮らせないそうです。
恐らくは人のいい(断れない・NOと言えない)、また南の島で開放的になってしまっている、脇の甘い日本人観光客を狙っています。
日本領事館より注意喚起
アフターコロナで再開された「お金見せて詐欺」は、手口は一緒ですが、以前とは違いエリアや時間帯を選ばず、また犯人も複数組で犯行に及んでいるそうです。
バリ島日本領事館より注意喚起のメールが届きましたので、添付致します。
●バリ島内主要地区全域において通称「お金見せて詐欺」と思われる事案が発生しています。
当館が把握しているだけでも
・クタ地区 ・ジンバラン地区 ・ウブド地区 ・ヌサドゥア地区
・サヌール地区 ・デンパサール地区 ・デンパサール空港
など、主要な地区で発生しています。
●見知らぬ者から突如声を掛けられたり、唐突な依頼をされたりした場合は、相手の言動等に惑わされたり油断することなく、会話を断ち切り、すぐにその場から離れる等して被害の未然防止に努めてください。
１ 発生時刻は、日中、夜間、いずれの時間帯でも発生しています。
２ 発生場所は、路上、店舗駐車場や店舗内、寺院敷地内、飲食店店内など、様々な場所で発生しています。人が少ないところや暗いところ等に限りません。
３ 犯人はインドネシア人ではない外国人で
・単独 ・２人組 ・子供連れ ・男の２人組 ・男女の２人組
など特定の人物ではなく、複数のグループが犯行に及んでいると思われます。
４ 最近の声かけや会話の主な内容は、見知らぬ外国人男性から英語で声を掛けられ（途中で流暢な日本語に変わる場合もある）、「ドバイから来た」「日本にも行ったことがある」「日本人と話せて光栄だ」「日本に行きたいから勉強のために日本のお金を見たい」「インドネシアに来たばかりでインドネシアルピアがよく分からないからルピアを見たい」等と言われます。財布を見せたり、お金を見せたり渡したりすると、現金を抜き取られるというものです。
５ 今後もバリ島内で同種手口の事案が発生する恐れがあります。見知らぬ者から声を掛けられたり、唐突な依頼をされたりした場合は、相手の言動等に惑わされたり油断することなく、会話を断ち切り、すぐにその場から離れ付近の店舗や人通りの多い所に避難して被害の未然防止に努めてください。万一、被害に遭った場合には、お近くの警察署に被害届を出していただくようお願いいたします。なお、対応にお困りの方は総領事館にご相談ください。（了）
以前も“日本人が日本人を騙す”という詐欺事件がありました。
バリ島に観光でお越しの皆々様、くれぐれもお気を付け下さいね。