バリ島ダイビング&シュノーケリングサービス jellyfish(バリ島くらげ村)でございます。
BCD内の空気を入れたり抜いたりするインフレータ、これがちゃんと扱えないと中性浮力を取る事ができません。
このブログではインフレータの扱い方・探し方を動画でご案内させて頂きます。
インフレータと水中での姿勢
インフレータはBCD内に“空気を入れる”、BCD内から“空気を抜く”、この2つの操作だけの簡単なものです。
しかし「空気をうまく抜く事ができずに水面まで浮き上がってしまう」という方は少なくありません。
また「インフレータがすぐに見つからない」という方も多くいらっしゃいます。
この原因と対処法を動画でまとめてみましたので、是非ご覧下さいm(__)m
どうですか?
いつも浮き上がってしまう方、インフレータがすぐに見つからない方、心当たりはありませんか?
大切なのは水中での姿勢
動画内でご案内してる通り、インフレータからうまく空気を抜く事ができない原因は、水中での姿勢が悪いからなんです。
水中では、空気は上に上がります。この画像のように、浮き始めてしまったので“下に行こう”という姿勢になると、BCD内の空気は腰側に上がってしまいます。この姿勢ではインフレータの排気ボタンを押しても“そこに空気はない”ので 空気を抜く事は出来ず、ドンドン浮いてしまい、結果水面まで浮き上がってしまうんです。
浮き始めると焦ってしまい、初心者の方はつい“この姿勢”になってしまいがちなのですが、焦らずに
体を立てて 胸を張り気味にして、左肩部に空気を集め、インフレータをしっかり上に持ち上げて排気ボタンを押すと、綺麗に空気を抜く事ができます。
また、インフレータをちょっとしか持ち上げなくても空気は抜けずらいです。しっかりと上に持ち上げて下さい。
こうではありません。これですと、せっかく左肩部に空気があっても ホースが曲がってしまっているので、空気が抜けずらいんです。
ですので、
こうです!
この姿勢なら、左肩部に集まった空気をインフレータからきれいに抜く事ができます。
ダイビング中、慣れない内は、浮き始めたらこまめにインフレータを使って空気を抜きましょう。焦らずに、水中での姿勢とインフレータをしっかり上に上げる事を意識していれば、すぐに慣れてきますよ(*^▽^*)
インフレータが見つからなければ
浮き始めたダイビングゲスト様に「空気を少し抜いてください」とサインを出しても、インフレータをすぐに見つけられず、たまに間違えてシュノーケルを掴んでしまう方、これって意外に多いんです。
インフレータは左胸辺りに必ずあるのですが、マスクをしているので見え難かったり、慣れないダイビング器材ですので イマイチ場所がわからず、手が空を切ってしまうんですね。
そんな時は、焦らずに
左肩部にあるインフレータの付け根から ホースを伝って見つけましょう。
インフレータ本体はブラブラしてますので 慣れるまでは見つけにくいかもしれませんが、インフレータの付け根は固定されているので 見つけやすいです。そこからインフレータホースを伝ってくれば、必ず見つける事ができます。
インフレータの扱い方 まとめ
中性浮力を取る為にも、インフレータの扱い方はとても大切です。
空気は吸気ボタンを押せば どんな姿勢でも入りますが、抜く際には
- 体を立てて胸を張り気味にして左肩部に空気を集める
- インフレータをしっかり持ちあげて排気ボタンを押す
慣れない内は、この二つを意識してやってみて下さい。
すぐに慣れてきて、もう水面まで浮いてしまう事はなくなりますよ!
また、インフレータがすぐに見つからない場合は
- 左肩部のインフレータの付け根からホースを伝う
と、必ず見つけられます。
スキューバダイビングは慣れのマリンレジャーです。どちらも 焦らない で、落ち着いてやってみて下さい。
安全で楽しいダイビングしましょうね(^o^)/
ダイビングのスキルなどに不安がありましたら、何なりとご相談ください!