バリ島ダイビング&シュノーケリング水中生物

シマウミスズメの不思議な行動。これっていったい?!

バリ島ダイビング&シュノーケリングサービス jellyfish(バリ島くらげ村)でございますm(__)m

今回はマイナーなお魚“シマウミスズメ”にスポットを当ててみました。当てたきっかけは、シマウミスズメの不思議な行動を偶然目撃したからなんです。是非お読みくださいm(__)m

シマウミスズメの生態

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日本の海なら珍しくない普通種のシマウミスズメですが、実はバリ島の海では 主にパダンバイでしか出逢う事ができない、ちょっとレアなお魚なんです。トランベン方面など、他のダイビングポイントでも見た事はあるにはあるのですが 数えるほどしかなく、個体数は恐らくかなり少ないと思われ、なぜかパダンバイならほぼ100%出逢えます。

そんな シマウミスズメ

シマウミスズメ

フグ目 ハコフグ科 コンゴウフグ属
日本を含む西太平洋や中部太平洋、インド洋などに分布し、水深50m以浅の沿岸のサンゴ礁域や岩礁域に生息します。

シマウミスズメの特徴は、所謂「ハコフグ型」で、体は亀甲型の硬い鱗で覆われています。体色は黄色からオレンジ色で、体側から背側には鮮やかな青色の虫食い状の線や斑があり、額部分から2本の角のような棘が前方に飛び出ています。

シマウミスズメの注意点は、興奮したりすると皮膚から粘液毒を出すので、観賞魚として他の魚との飼育は難しいです。また、食用に利用されることはなく、一部の地域によっては食用とされていますが、日本では2003年以降本種による食中毒で1人が死亡していますので、うかつに食べると非常に危険です。

雄は縄張りを持つ

シマウミスズメは縄張りを持つことが知られています。特に雄のシマウミスズメは広い縄張りを持ち、その中に数尾の雌を生息させるハーレムを形成することが観察されています。ただし、具体的な縄張りの大きさや形状、縄張りでの行動の詳細は、まだはっきりとはわかっていません

求愛行動

シマウミスズメは産卵期に入ると、雄は体の模様の青色が発色するように色濃く変えて求愛する。これは“フラッシング”と呼ばれる行動です。産卵は日没に行われ、産卵時には雌とともに5mほど浮いて放卵、放精します。卵は浮性卵となります。

シマウミスズメの不思議な行動

パダンバイで偶然見かけたシマウミスズメの不思議な行動

2匹のシマウミスズメがお腹を見せ合いながらホバリングしている

2匹のシマウミスズメがお腹を見せ合いながらホバリングし、ぶつかったりする事なく、押し合ってる?圧を掛け合ってる?ような、腹相撲をしているように見えました。ぶつかり合ってないから“エア腹相撲”でしょうかwww

動画にも収めましたので、是非ご覧下さい。

動画には写ってませんが、少し離れたところから しばらく観察していましたら、最後は押されていた左側のシマウミスズメがス~っと泳いで(逃げて?!)行きました。
この行動は、いったい何なんでしょう?

インターネットで色々と調べてみたのですが、近い行動や習性はどこにも明記されておらず、全くわかりません( ;∀;)
instagramの海水魚図鑑の編集に携わってる著名な方もいらっしゃるコミュニティにお聞きしてみましたが、5/15現在、まだご回答頂けておりません。(明確な事がわかりましたら、またご案内致します)

予想としましては、「縄張り争いをするオス同士の威嚇ではないか?!と個人的に考えています。縄張りという土俵の中でホントに“エア腹相撲”してるのでは?!。あくまで予想です(;^_^A

もしご存じの方がいらっしゃいましたら、是非教えて下さいm(__)m
いや~、海は不思議がいっぱいですね(*´ω`*)

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