環境保護の法律
タイ、プーケット南部のラチャ島で、中国人観光客3名がダイビングでヒトデを掴んだ画像がSNSに拡散したことから事が発覚、タイ警察に取り調べを受けたそうです。
詳しくは↓↓↓
タイでは環境保護の為、生物を触ったりサンゴを壊したりすると罰せられる法律があるようですが、こういった法律はタイだけでなく、日本にも、インドネシアにもあるんです。
ツアー会社とゲスト、どっちが悪い?
このダイビングは体験ダイブだったのか、ファンダイブだったのか書いてないのでわかりませんが、体験ダイブだったら、ゲストは何も知らない訳ですから、ガイド(ツアー会社)側に問題があるかと思います。
しかし、体験ダイブでもファンダイブでも、“サンゴを壊してはいけない” “むやみに生物に触ってはいけない” という常識は持っているハズ。やってしまったゲスト側にも、やはり問題はあると思います。
(人種差別のつもりはないのですが、○国人観光客だから…とも考えてしまいますね(;^_^A)
ちゃんと説明していなかった、もしくは生物を触る事を容認しているツアー会社(ダイビングショップ)側ももちろん悪いと思います。
SNSで拡散してしまったから表沙汰になっただけで、見えないところで同じことを繰り返していたかもしれません。
そういう意味では、この事件でゲスト側だけが悪いと取り上げられるのは、ちょっとおかしい気がしますね。
触り癖はエスカレートする
今回のこの事件、「ヒトデくらいは…」と思う方もいらっしゃるかと思います。
ですが、エスカレートして ついつい他の生物やサンゴなどを触るクセが付いてしまう事も事実です。
また、ダイビングガイドが ヒトデやハリセンボンを捕まえてゲストダイバーに持たせて記念撮影をしたりと“楽しませよう”としてる半面、生物はストレスなどで傷つきます。(生物を触るガイドはホントに多いです。人種問わず日本人ガイドもよく触ります(ToT))
それを見た知識のないゲストダイバーが「あぁ魚に触ってもいいんだ」と思い、悪気なく同じような事をし、また生物を傷つけたり、毒のある生物を触ってしまう事もあります。
グローブは手を保護する為にはめる方もいらっしゃいますが、心理的に、ついサンゴなどを掴みやすくなってしまいます。
だから“グローブ着用禁止”のダイビングショップがあるんです。
グローブの掌の面が汚れがひどい方、知らず知らずの内に色々触ってるかもしれませんよ。
くれぐれもお気を付け下さい。
クレームを頂いた事があります
バリ島くらげ村では、ダイビングやシュノーケリング前のご説明の際に
水中生物を触らないで下さい
サンゴをフィンで蹴ったりしないようお気を付け下さい
と必ずお願いしています。
今までガイドさせて頂いたゲストダイバー様の中で、やたらと着底してはサンゴを蹴ったり踏んだり掴んだりする方がおられ、水中で何度も「少し上がって(中性浮力を取って)下さい」「サンゴを掴まないで下さい」とお願いしました(怒ってると思われないように手を合わせてからサインを出してますwww)
そのゲスト様より 後日頂いたメールで
「この神経質のくそガイドが!お前はワースト3に入る!さっさと廃業しろ!」
と、ホントにこんな怖い口調の文面でクレームを頂きました。
中性浮力がまだ上手ではないなら こちらでもちゃんとフォローさせて頂いてますが、その方は明らかに着底癖・掴み癖が沁みついてました。
ちょっと着底する程度なら、ガイド側もそんなに厳しく言ったりしません。しかし、サンゴを踏む、蹴る、掴んで壊す、そんな目に余るシーンを1ダイブ中に何度も見たら、言わない訳にはいきません。
前述した通り サンゴを壊すのは法律違反に当たりますし、こういうダイバーさんに壊されるサンゴが少しでも減るなら、私達は「神経質のくそガイド」で結構です(*^▽^*)
自然に優しくゲスト様にも優しく潜ってます
バリ島くらげ村では、サンゴを壊したり 水中生物に触ったりする事なく、出来るだけ自然に優しく潜ってます。
そして、その日の主役のゲスト様にバリ島の海を 安全にしっかりと楽しんで頂けるよう、優しく楽しくご案内させて頂いております。
中性浮力やフィンキックがまだ上手ではない方でも、ゆっくり上達して頂きながら安心して楽しんで頂けるポイントを選んだり、フォロー・サポートさせて頂いております。
上記のようにルールを守らない方、他の方に迷惑になる行為をする方にも、結構まぁまぁ優しく接してると思いますwww
そんなバリ島くらげ村、是非遊びに来てくださいね!