バリ島ダイビング&シュノーケリングサービス jellyfish(バリ島くらげ村)でございます。
今回は、バリ島ダイビング中に出逢ったクラゲを捕食中のアオウミガメを通じて、生態系やゴミ問題についてご紹介致します。
クラゲを食べるウミガメ
まずは、バリ島ダイビング中に遭遇した “クラゲを捕食中のアオウミガメ” の動画をご覧下さい。
バリ島のダイビングポイントは、主にタイマイ、そしてアオウミガメとの遭遇率が高く、ゲストの皆々様に喜ばれています♪
生態系を保つ一助
ウミガメは海藻・イカ・甲殻類なども食べますが、クラゲが豊富に生息している海域では、ウミガメはクラゲを主食とすることがあります。
クラゲはプランクトンや小魚などを食べる肉食性生物で、ウミガメはクラゲを捕食することで、海中に生息する肉食性生物を消費し、栄養や水分を得ると同時に、クラゲの大量発生を防ぎ、海洋生態系を保つ一助になっていると言われています。
プラゴミはクラゲに見える
海で出逢うと癒され、生態系にも一役買っているウミガメですが、海中を漂うビニール袋などの “プラゴミ” を、クラゲと間違えて食べてしまう事があり、プラゴミを食べてしまったウミガメは、のどに詰まらせたり 病気になって死んでしまいます。
こういう話はウミガメに限った話ではありません。
ゴミをその辺に捨ててはいけない、出来るだけプラゴミは出さない方がいい、そうわかっている人が大勢いるにも関わらず、プラゴミは年々増える一方で、世界経済フォーラムなどのレポートによると、2050年には海中に漂うプラスチックごみの量が魚の重量を上回る可能性があるという指摘もあります。
こういった事を出来るだけ防ぐためには、いったいどうしたらいいんでしょうか?