カクレクマノミが卵のお世話をしている動画
映画の影響もあって広く認知され、今でもダイバーに人気のお魚“カクレクマノミ”。
バリ島ではダイビングはもちろん、ポイントによってはシュノーケリングでもご案内できるお魚です。
是非こちらのショート動画をご覧下さい!
シュノーケリングで撮ってきた動画です。
水深5mくらいのところに居てくれました♪
胸ヒレで新鮮な水を送ったり、外敵から体を張って卵を守ったりしています。
ちょっと離れたところからズームで撮ってますので、手振れ、ご勘弁くださいm(__)m
カクレクマノミの卵は
卵は、共生しているイソギンチャクの陰になるところに産み付けます。
卵の色は鮮やかな黄色~オレンジ色です。
産み付けられた卵を食べてしまう親魚もいるそうですが、カクレクマノミはそんな事しないと言われていますε-(´∀`*)ホッ
産み付けられた卵の世話は、通常オスの役割だそうですが、この動画ではオスメス夫婦で行っているように見えますね♪
きっと仲睦まじいカクレクマノミ夫婦です( *´艸`)
卵は産み付けられてから3~4日で黒っぽくなってきて、10日間ほどで孵化すると言われています。
動画のカクレクマノミの卵は まだ鮮やかな黄色をしているので、産み付けられてから1~2日なのでしょうね。
こちらはアクアリウムでのお話ですが、明るい時間帯は本能的に避けているのか孵化せず、暗い時間帯(わざと暗くしてあげる)に孵化するそうです。
孵化した稚魚(1~2cm)時代、自然界では他のお魚に食べられてしまう事も多いです。
孵化から8日間ほどでカクレクマノミと見て取れるようになってきます。成長速度は1年に1cmほどだそうです。
寿命は、自然界では6~10年、他のお魚に襲われたり 病気になったり、また人の手でナンヤカンヤされると もっと早まってしまうでしょう。
絶対に触ったりせず、脅かさないように観察しましょうね。
カクレクマノミの性別
カクレクマノミは性転換するお魚です。
イソギンチャク内の一番体の大きい個体がメスになり、2番目に大きい個体がオスになり、繁殖を行います。
その間、他の個体たちは繁殖を行いません。
メスのカクレクマノミがいなくなったら、オスだったカクレクマノミがメスに性転換し、2番目に体の大きい個体がオスになります。
この時、他の個体はオスでもメスでもないそうです。不思議~
ちなみに、キンギョハナダイなどのハーレムを作るお魚も、カクレクマノミのような生態を持っています。
また、ハナヒゲウツボやホンソメワケベラなども、性転換するお魚で、魚類の中では性転換は珍しくない生態なんですよ。
自然界のカクレクマノミを見に行こう!
ポピュラーになったカクレクマノミ、水族館やアクアリウム、YouTubeでも容易に観る事ができますが、是非 海の中で、“LIVE”の “野生”の カクレクマノミを見て頂きたい!
バリ島くらげ村が、ダイビングでもシュノーケリングでも、安全に楽しく“スローダイブ”でご案内させて頂きます!